入居審査、理想と現実の違い ⑤ 原状回復費用回収編

さて、何とか身銭を切って家の現状回復が完了しました。

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しかし私には、どうしてもやらなくてはならない事が残っています。

この原状回復に掛かかった費用の回収です。

モンスター入居者の電話は繋がらず、何処にいるのかも分かりません。

そこで私は保証人になっている人物の住所へ行きました。

車で30分位走って保証人の住所へ実際に行ってみると、なんとそこの住所は空き地に成っていて、家が建っていませんでした。

近所の人に話を聞くと、以前は該当の人物が住んでいたそうですが
既に家を売却して引っ越してしまったというのです。

つまり以前取り壊し前に住んでいた、住所を記載していた訳です。

もう無茶苦茶です。


そして私は次に、彼の職場に行ってみる事にしました。

私は車で少し走って彼の勤め先の住所へ行ってみると、事業所の経営者の奥様と話が出来ました。

奥様によると現在は事業をやめてしまっている、との事でした。

また事業主の奥様は、彼の奥さんの親戚だそうで
私が今回のいきさつを説明すると、奥様は
「彼の言っている言葉は全て嘘!」と言っていました。

また会社の材料を勝手に持ち出したりして、未だに返さず親戚にまで不義理をしているそうです。

そうして私は保証人、職場、という彼の関係先を当たったものの
なんの収穫もありませんでした。


仕方なく私は最後の手段をする事になります。

実は債権者は、債務者の住所地を合法的に照会請求する事が出来ます。


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