若い頃から憧れた新車。しかも赤色オープンカーを購入する事になりました。
若い頃はもっと早く新車に乗る事が出来ると、漠然と思っていましたが
３０代の頃から資金増大に全てを費やしてきた私にとって、新車を購入する事はあまりにも遠い夢でした。

若い頃抱いていた将来像からすると大分遅れてしまいましたが、それでも人生の中で本当に好きな車を新車で買う事が出来るのは、とても幸せな事です。

ちなみに私は高い車に乗って意味のない優越感に浸ったり、他人に良く思われたいとかいう理由で、無理して高い車に乗る事には心の底から、くだらないと思っています。

そんな無駄なお金があるのなら、１万円でも投資にまわして将来の為に資産を増大するべきだ！　というのが私のポリシーです。

では何でそんな私が５００万円近くする、実用性も少ない２シーターの新車を買うのか？

と言うと、そこには１つ私の転機がありました。

それは自分の人生を逆算したのです。

もう私もそんなに若くありません。
このまま一生蓄財を続ける人生に一体何の意味があるのか？

そんな事を最近ふと考える様になりました。

また人生で１度位好きな物に大金を投じて、人生を思いっきり楽しむ事が本当の幸せではないのか？

と……これまでの私の考え方と１８０度違う考え方を、持つようになりました。

自分が５０歳、６０歳になった時に１度も好きな車に乗らずに、全てを手に入れたとしても、一体その人生に対して本当に後悔が無いとは、思えないような気がしたのです。

それに私はなんだかんだ言っても、車が好きなんだと思う事が有ります。

未だにホンダが新しいモデルのＨＲ－Ｖを出すというと、チェックしたり
スイフトがフルモデルチェンジするとなると、どれだけ進化したのかと確認したりと、車に興味が無ければ調べる事も無いでしょう。

そんな私にとってスポーツカーで旅に出るという夢も、これから叶えられると思うとワクワクが止まりません。

これまで２０年も軽自動車に乗ってきた私にとって、２リッターの最新のオープンカーに乗る事は、あまりにも気恥ずかしい想いがあります。

という訳で２０２４年という年は私にとっては、非常に特別な年になります。

大型バイクを購入したのが２０１７年。
そしてその大型バイクで日本一周を果たしたのが２０２０年です。

そして憧れのロードスターを手にするのが２０２４年。

なんだか３年おきに大きな転機があります。

もしかすると２０２７年～２０２８年には、アフリカで事業でもやっているかも知れません。

話は戻って、恐らく今後スポーツカーを購入する事は、もうないかも知れません。

今後購入する事が有るとすれば、キャンピングカーや車中泊が出来るSUVでしょう。

そう考えるとこのロードスターは、私の人生の最初で最後のスポーツカーとなる事でしょう。