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12弦アコースティック・ギター。

今年購入した12弦アコースティック・ギター、GUILD D4-12 NT。1996年製。

たまたまネットで売りに出されているのを知り、試奏をしようと渋谷にあるお店に足を運び、あまりの出音の気持ち良さに即購入。

お店の店員さん曰く、某有名ミュージシャンの所有物だったそうで、寄贈と言う形でお店にやってきたのもあってか、リーズナブルなお値段で購入させてもらった。この物価高なご時世、USA製で8万円を切るとは、ラッキーではなかろうか。

実は一昨年くらいから欲しい12弦アコギ があった。それが、GUILD D-212。1970年代後半〜80年代前半に生産されていたものだ。

試奏したことはないのだけど、たくさんの試奏動画から間違いなく自分の好きな音を出すギターだと確信していた(YouTubeの試奏動画は想像以上に参考になる)。ただ、既に現行品ではなく、売りに出されていたとしても13〜20万円付近の価格帯で今は経済的にも購入が厳しかった。

…そして今回購入したD4-12、なんとずっと欲しかったD-212と木材含めてほぼ同仕様で、大きく異なる点は塗装面のみであることを購入後に知る。確かに厳密な出音のレンジ特性は違えど、これまで試奏してきた12弦の中でもD4-12はダントツにしっくりと感じた。欲しかったのは本当はお前だったのか!…というくらいに。

楽器との出会いは、人とのそれと等しい。ご縁を大切に…。

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