【庄野晶短編集　グッド・ナイト・フィールド】が発売です！
ASUKA、青騎士で掲載された庄野晶さんの連作読切をまとめたコミックス。

『若葉の狂詩曲』の表紙を描いた庄野晶さん。
『若葉の狂詩曲』『花と円舞曲』に収録された短編集2本も、今回の連作集に掲載されています。

ASUKA・青騎士のニュースター、庄野晶さんの単行本を待ってました！という方も多いのではないでしょうか。

夏っぽい水色のカバーが目印！
爽やかでありながら、どこか懐かしい印象です。本作に出ているキャラクター達が、カバーを彩ります。

イラストは表1の袖から表4の袖まで続いているので、ぜひ広げても見てみてください。

暖かな風合いのある紙の上のPP加工も特徴のひとつ。
質感を眺めて楽しむこともできますし、触って楽しむこともできます。

計10本の読切を収録した、特大ページの連作短編集。
読みごたえはたっぷりです！

身勝手な吸血鬼を待っていた孤独な雪女、
人と鬼の狭間で惑う鬼の姉弟、
あどけない女子高生と狐の淡い恋、
目の見えない青年と鵺の同棲生活、
黒猫とフランス人形の逃避行、
本の中のへんくつ老人に看病される男の子、
吸血鬼とフリークスの壊れた疑似家族、
狼兄妹の狩りの謎、
……そして、物語は交差し、未来へと進みます。

庄野さんの力強く、かつ繊細な線、そして深く心に刺さる物語をご堪能下さい。

そして、描き下ろしの幕間カットも必見です。

『グッド・ナイト・フィールド』に出てきたこけしのふたり「かこ」と「きこ」が本の中を遊びまわります。

人間とそうでないものの、普通ではない普通の暮らし。
生きるということ、誰かを愛するということ。
数多の命の輝きと、愛と哀を真摯に描く連作短編集。
ぜひお手に取ってご覧ください。