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島巡り用の弁当があったら嬉しい

香川は縁がある県で、東京や関東以外だと一番行っている場所です。
初めての株主もことでんの真鍋さんで、自分の日本旅で強い原体験が残っている県。今年の4月には社員の溝さんが香川県の三豊市役所に出向し、三豊に移住しました。

そんな香川で基調講演をする機会をもらいました。イベント名は、香川ビジネス&パブリックコンペ2019。起業に関して、香川との縁に関して話しつつ、パネルディスカッションがありました。


島巡り弁当があったら嬉しい

パネルディスカッションに参加された西村さんが、さぬきの押し抜き寿司のお弁当の事業をうまく始めたのですが、うまくいかなかったとのこと。

瀬戸内寿司はビジュアルも美しくて、一回自分も食べてみたい!と思うものでした。上の写真なのですが、食べたくなりませんか?


ご本人曰く、うまくいかなかった理由は

・お弁当の仕入先がなくなってしまったこと。
・金額的に売れなかったこと。(500円ほど)

と話していました。


自分だったらどうするか?嬉しいか?という回答は下記です。

・弁当自体は中の人間で作った方がいい。仕入れの部分を誰に任せるのではなく、提供者がコントロールできる状態にすることが大事。
・販売するターゲットを香川在住の方ではなく、島巡りする旅行客に対して特化して提供する。「島巡り弁当」「島弁当」って名前どうでしょう。
・金額を500円ではなく、2,000円〜3,000円の単価で販売する。その分、弁当自体を自分自身が満足のいくものまで仕上げること。その季節の香川の食が堪能できるものにすること。

先日アルゼンチンの氷河ツアー、トレッキングツアーに行った時にランチボックスを持たされたのですが、それが正直微妙だったんですよね。

もしここでテンションが上がるおいしい弁当があったら、少しお金を多く払っても、そっちを選びたいと思いました。

特に島巡りの場合、お店がやっていない場合や、山頂など食べたい景色のところで食べれないことも多々あります。フェリーで波風を感じながら食べたいときもあるでしょう。

また、ビーガンやハラル、グルテンフリーなど、食事の制限がある方に対しての柔軟性があると、よりニーズが高まると思います。


以上、オープンな場の回答だったので、隠岐の島や佐渡など、他のエリアでもやったら広がるのではと思い書いてみました。

口で言うのは簡単です。わかってても実行できる人、それがうまくいくまでやり続ける人はほぼいないので、是非形になるまで続けてみてほしいです。西村さんならきっとできると思います。


補足

ちなみに実際に売るフェーズになったときには
・1日30個限定で生産。
・各宿や香川のプライベートツアーエージェントと提携し、1日の卸す限定個数を決め販売。
・うまくいってきたら徐々に販売個数を増やしていく。予約制にもしておく。
というのを試行錯誤してやるのがいい気がします。


最後まで記事を読んでいだきありがとうございます。毎日更新をしているので、よかったらまた読んでもらえると嬉しいです。