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読書記録・電子書籍で楽しんでいた作家さんの本

Hallo!

今週は、帰国後に読んだ本についての感想を書いていこうと思う。
本当に、図書館が近くにある生活って素晴らしい。
もちろんドイツでも近くに図書館はあったかもしれないけれど、そこにある本はどれもドイツ語。
もし頑張って読んでいたら勉強になっていたかもしれないけれど、自由にのびのび読めるのはやっぱり日本語の本。
日本にいると、Kindle限定ではなく、日本語だ書かれたいろんな本に出会えるから幸せだ。
電子書籍は便利だけど、紙としての本のほうが私はやっぱり落ち着く。
引っ越しても近くにいい図書館があるといいな。

今日紹介する本はこちら。

『月曜日の抹茶カフェ』

以前電子書籍で同じ作家さんの『木曜日にはココアを』と『お探し物は図書室まで』を読んで、この方の作る話というか、世界は好きだなぁなんて思っていたのだけど、私の中のケチが邪魔をして、割引になっていなければ購入に至らずにいた。Kindle本は時々割引して売られているのはありがたいけれど、全部が全部そうなるわけではないので、ケチな私は読みたい本が全部読めるわけではない。
日本に帰国してすぐに図書館に行き、図書館カードを更新してすぐに、Amazonの欲しいものリストにも入れていた本を探した。その中の一冊が『月曜日の抹茶カフェ』だった。図書館でたくさん所有していたこともあって、すぐに手に入れることができた。

話の構成は、『木曜日にはココアを』と『お探し物は図書室まで』と同じ感じ。
特に『木曜日にはココアを』のほうは、『月曜日の抹茶カフェ』が続きのようなものなので、『木曜日にはココアを』を思い出しながら楽しむこともできた。
『木曜日にはココアを』はメインの舞台が東京とオーストラリアだったけれど、『月曜日の抹茶カフェ』の舞台は東京と京都。
そういえば、一つ前の記事で名前を出した『清少納言を求めて、フィンランドから京都へ』も、作品の舞台の一つが京都だった。
京都は、ドイツに行く前に住んでいたこともあり、今は憧れの日本の古都以上に思い入れがあるかもしれない。
たった1年弱しか住んでいなかったけれど、ちょっとだけ身近に感じられるようになったと思う。

また続編が出たらぜひ読みたいシリーズ。
でも、同じ作家さんの本はまだ何冊かあるので、まずはそちらに挑戦するのでもよいかも。
こうして読みたい本を気軽に読めるのは本当にありがたい。
しかも、発売したばかりという人気が集中する時期を過ぎたこともあり、借りやすくなっているのもうれしい。
しばらくはこのタイミングのずれのおかげで、読みたい本はどんどん読むことができそうだ。

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