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「はじめてストリップ劇場にいってきたはなし」がcakesクリエイターコンテスト最終選考通過したはなし。

タイトルの通りです。ありがとうございます!本当に嬉しい!
(結果発表は明日なので…入選ならずだったらガッカリするので、いまのうちに書いておこう)

本編の中でも描いていますが、今年1月に京都で開催された文学フリマでお隣のブースで出店されたいた、まろりぬさんの本(好きなAV女優さんの握手会に参加した話を綴ったエッセイ)がとっても興味深くておもしろかったので、縁あってストリップ劇場に連れてってもらうことになりました。
そしてそれをコミックエッセイにして応募したのです。

ストリップ劇場には以前から一度いってみたいと思っていたのですが、やはりどんな場所かわからないと怖いし、女性が行く場所ではないと思っていたのできっかけがつかめずにいました。
そこでこの出会いです!めっちゃラッキーでした!
多分私のように「行ってみたいけど行けずにいる」女性がたくさんいるはずだ!と決めつけ、連れてってもらってその様子を後でマンガにしよう!と思いました。
当初は「4月か5月くらいでいいかな」と思っていたのですが、ちょうどcakesクリエイターコンテストが開催されると知り、締め切りが3月末ということだったので慌ててまろりぬさんに連絡して、3月初旬に連れていってもらえることになりました。

マンガの中では描いていませんが、ストリップ劇場に実際に足を運ぶ数日前に下準備として先に一度まろりぬさんに取材をさせてもらっています。いきなり観劇…でもよかったのですが、コミックエッセイにするにあたり、ただその場所の紹介、行ってきた話、というだけではなく、「何か」を伝えたいと思ったのです。

私がとても気になったのは、「AV女優」も「ストリップ劇場」も、普通、「男性」のものなのに…ということです。男性のためのエロ…です。
しかし、普通の若い女性が堂々と「好き!」と公表しているのです。その姿に、何かを感じました。まろりぬさんの本を買い求める女性にも、何か…と感じました。
もちろん趣味嗜好は自由です。でもやっぱり「なぜなんだろう」と不思議におもい、その辺をはっきりお聞きしておきたかったのです。
先に取材をさせてもらって、特に描きたいテーマを思い浮かべてからの観劇…だったので、あとでマンガにしやすかったです。

私は普段、フィクションの漫画を描いていて、ほとんど「取材」というものをしたことがありません。すべて私の創作であり想像であり独断です。
でも「取材して描く」ということにも挑戦したかったし、今後積極的にそういうこともしていきたいと思っていました。
今後、どんな漫画を描くにあたっても取材は必要だし、取材したことはきっといつか、創作に役立つと思います。
今回の「はじめてストリップ劇場にいってきたはなし」で得た経験も、絶対にこれからの私の創作に役立つ。

描き上げて、たくさん読んでもらえて、その上最終選考に通過して…!
ああ、幸せ。描いてよかった!

入選してもしなくても、いつもの漫画と並行して、このような取材をして描くというスタイルのコミックエッセイもライフワークとして描いていきたい!乞うご期待…してください!

今後こういうのを描いてみたい

〇今回の「ストリップ劇場」のように、何かにハマる女の子のこと。一緒に経験してみたい。
〇「ストリップ劇場」のように「普通、男性向きでしょ?」とおもうような場所にハマる女の子のこと。
〇逆に「普通、女性向きでしょ?」という場所にハマる男の子のこともおもしろいかも。
〇昭和のラブホテルに興味あるので、ラブホで覆面女子会とかしてみたい。

あとは…
まあじっくり考えてみます!




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