「そんなことある?」

まず家が神社です。
よろしくお願いします。
前世が猿で。
来世は雉で。
現世からは毛が生えてきました。
腹毛です。
だから上半身裸でやる組体操が嫌いでした。
上半身裸でやる組体操、神の仕業でした。

「そんなことある?」

まず先手が不利です。
この世はオセロなんで。
白が犬で。
黒が猿で。
あの緑の布どこで売ってますか。
県下最大の電波塔が嫌いでした。
隣の県はもっと大きいから。
でも先に作ったとか言うんですよ。
先手が不利ってただの言い訳でした。

「そんなことある?」

テレビでギャルが「そんなことある?」と言っていたので、今日からこの言葉は死んだことになったんですけども、特に文句も無く日常は続いていくもので、するってぇとぉ、あれかい、落語の登場人物でやたらデカい顔をしているご隠居はギャルが嫌いなのか、僕は好きですけどもね、ギャル、特に黒ギャル、ハツラツとしているところがあの日の眼差しにそっくりだ、僕が猿だった頃、毎月発売日になると小悪魔agehaを持ってきてくれた黒ギャルに黒ギャルってそっくりなんですよ、黒ギャルだからか?

「そんなことある?」

ありますよ、この世は何でもある。
でも。
風邪ひいた時に見る夢だけないです。
あれはバズりたくて、ウケたくてのお墓です。
でも。
風邪ひいた時に飲みたい甘い薬はあります。
僕が子供の頃はそういう風邪薬ありましたね。
本当にあったんですよ、信じて下さい。
でも。
歳ですね、僕も。
小悪魔ageha、パッと出ませんでしたもん。
小悪魔agehaという言葉を現代詩に入れたくて検索しました。
そんなこともありますよ、現代詩は小悪魔agehaですから。
でも。
いつか休刊するという意味では無いですよ。
そんなことは無いです、本当に無いんです。
小悪魔agehaと現代詩を同時にディスるとか無いです。
でも。
でもって。
また言ってる。
でもは、デモだ。
反発しているんだ。

「そんなことある?」

まずこめかみって嘘です。
別の名前があります。
そう、あの名前は。
あの子の名前は。

もも・・・

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