セミを捕まえる子どもたちの祭りー意外とまだまだ子供は野性的

保育園からお迎えしたら、こだぬきが仲間を引き連れて虫取りまつりを開催すると言い出した。

10人くらいが保育園そばの公園に虫取り網も持って集合した。

セミを捕まえ、蝉の幼虫を捕まえる恐ろしい祭りだった。
いやおれも子供の頃にやってはいたが、ママさんたちには地獄の様相だった。ひどい子になると虫かごいっぱいに抜け殻を詰めてママへのプレゼント持って帰る!
幼虫をママに見せるし羽化するのを待つ!

ときたものだ。

狩りの気持ちになっている。ママさんたちは遠巻きに見ているだけである。

在宅勤務だったのでこういう事態になると全部やる羽目になり何十年ぶりにセミ取りに勤しむことになった。

確かに中国人がセミ食べるのもわかるなってくらいうじゃうじゃいる。
なのでうじゃうじゃ捕まえるのだがこの年になると生き物の哀れを感じて捕まえては逃がしておやりよと子供に説くのである。
幼虫は何年も土の下でやっと外に出たのだから助けておやりよと。

子供の時そんなこと言われても聞かなかったのにそういう法を説くのである。
なんとも無意味ではあるが。少しでも惻隠の情を持っていただきたい。

まあ何匹も殺せばわかって来るかもしれぬ。

余談

このマンションに引っ越してきてからきになっているのだが。
どうも放置子がいるようだ。
今日もいた。
小学生か年長さんくらいで親がいない。虫かごと虫網だけ持っていた。

子供同士で遊んでいるのだが明らかに親がいない。

引っ越してきた頃は親がいた気がするが、もう親もなく放置されているのかしらん。

うちの子に何かあったらかなわんからはなしておかんといかんという世知辛い世の中。
とはいえ虫網の柄で目をつかれてからいうてもおそいのだから。

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