外資系サラリーマンにボロ戸建て投資は向いているかを考えるー不動産投資の時給から考える肝というか要点

不動産投資

健美家のコラムは面白い。不動産投資をやる前には読んでおくべきだろう。

最近ボロ戸建て投資が人気のようである。サラリーマンがやるべきかどうかの参考資料として役に立つと思いメモしておく。

橋本笑さんの漫画は面白い

画像1

時給を比較

時給換算6000円だったというところがポイントと思われる。資本投下と労働力の投入により時給換算6000円の自営業者になれるという点がボロ戸建て投資の肝だろう。

エリートサラリーマンの時給がいくらか。

これはあくまで想定だが、時給換算6000円は商社並となる。ただ、実際の残業時間が60時間/月なのかや雇用側が支払う雇用保険、退職金積立、福利厚生その他は隠れているので本当の時給はもっと高いだろう。

とはいえ、なんの学歴もなくこれだけの時給を得ることは難しい。品出しパートで1300円取れればすごい仕事だし、薬剤師でも2000円-2500円くらい。公認会計士持ち監査法人バイトで5000円、医師で5000円-10000円。

ネットを見るとこれくらいが相場となる。

時給比較しての仮説

ボロ戸建ての肝は「自己の労働力の投入価値」である。人に雇われて労働力の投入を行っても上記の額が限度と言える。上前をはねたあともらえる額は決まっている。
ボロ戸建て投資は自己の資本や他人資本を導入してテコとし、不動産をより良くするため労働力の投入を行うという資本家の業務を行える。

そうすることで時給を大幅に高めることができる。雇われの時給で得られない額を得ることができるわけである。

なので物産や商事、キーエンスの社員はこういうボロ戸建て投資は意味がない。もともとの時給と同じだけ稼ぐために貴重な土日を投入する理由がないのである。

彼らはむしろ高い時給で資本を蓄積し、より多くのお金を借り入れてアパート建設などの大事業に進まないと時給が上がらない。

我が身を振り返って

自分もこのことが言語化されておらず~というか時給換算していなかった。
無駄なことをした気がする。時給とDIYにかけた時間が見合っていない。なので自分がやるべきはボロ戸建て投資ではなかったのだ。自己資本と信用を利用した住宅ローンを使った二世帯住宅投資。これが勝ち筋だったきがする。

結論

ボロ戸建ては低学歴、職歴なしでも時給を跳ね上げる魔法の種。

ためた時給を資本に変えて、更に膨らませていくことが勝機と思われる。

以上

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?