「緊張しないようにする」ではなく、「緊張とのつきあいかたを学ぶ」
人前で話す時とか、緊張しますよね。ということで、今日は「緊張リテラシー」の話です。
どうしたら緊張しないんですか?
ありがたいことに、ここ数年、人前でお話をする機会が多くなりました。そこで話している様子を見た人から「どうしたら緊張しないんですか?」と聞かれることも増えてきました。そうか、緊張していないように見えたんだな。
そういう時は、僕はいつも「緊張しないのはムリなので"どうしても緊張はするものだ"という前提で準備をしてします」と答えています。
僕も昔は今以上に緊張屋さんで、頭の中が真っ白になってしまうということも多々ありました。話が飛んだり、時間を守れなかったり、アドリブで何か面白いこと言おうとしてすべったり。そのたびに「どうしたら緊張しなくて済むんだろう」と考えていました。
そして、何度も何度も人前で話すことを繰り返しているうちに、絶望的なことに気づきました。
どうしても僕は緊張してしまう
と。
だから、緊張をなくすのではなくて"緊張してもやれる"ことを目指そう。緊張との付き合い方(緊張リテラシー)が大事なんじゃないかな
と。
緊張は「備え」で乗り切る
そのことに気づいてから、僕は準備の仕方を変えました。
ここ数年は、たとえばこのような感じで、伝えたいメッセージはスライドにすべて入れておいて、頭が真っ白になってもそれを読み上げれば済むようにしておくなどしています。えらい。
https://speakerdeck.com/tsutomu/linezhu-shi-hui-she
緊張をしないことがゴールだと、果てしないですよね。だから、現実的には「緊張はする。だから、備えで乗りきる」という臨み方が大切なんだと思います。
緊張は拒絶するのではなく、うまく付き合いましょう。
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