見出し画像

noteやブログを書いても反応がない

文章の価値は誰が決める?

SF作家H・Gウェルズが、SF小説「タイム・マシン」の原稿を没にされたときに出版社にこのように言われたそうだ。

「たいして将来性のない、マイナーな作家だ。この作品は、一般読者にはおもしろくなく、科学的知識のある者にはもの足りない。」

リアル仕事力 小阪 裕司著

しかし、そんなことを言われ続けながらも、彼は書き続けた。

そうした結果、彼の作品は、多くの人を魅了した。

どんなものも、始めの頃は周りの人に認められないということがよくある。
のちに大ヒット作になった「タイム・マシン」でさえ、このような評価を受けたのだ。

ましてや、無名のわたしたちの書いたものなど、最初から大絶賛されるわけがない。

スルーや低い評価をされて当たり前なのだ。

ゴミ記事を書くなと言われて

私が数年前、ブログを毎日書いていた時、たまたま会った有名ブロガーさんが私に言った。

「あなたのブログはゴミだ。そんな記事、量産しないで欲しい」と。

お酒の席で相手は酔っぱらってたとはいえ、面と向かって言われるとショックで、それからというもの、私はブログがぴたっと書けなくなった。

発信できなくなったのは、あの時がはじめてだった。

ある日、知らない誰かからメッセージが届いた

そこにはこう書かれていた。

「青山さんのブログを読んでいつも元気をもらってます。このところ更新が止まっているようですが、記事を読むのを楽しみにしています」と。

このメッセージをもらわなかったら、私は心が折れて、ブログを書くのをやめてしまったかもしれない。

この世の中にたった一人でも、
自分の記事を楽しみにしてくれているひとがいる。

そう思った時、自分の中の心のブロックが崩れた。

私は自ら自分のブログ記事を”ゴミ記事”と名付け、「ゴミ記事を書いて何が悪いの?不快なんだったら見なければいいじゃない!」と開き直った。

そこからすうっと心がクリアになった。

それ以来、私は、そのたった一人のためにブログを書いた。
時間がある限り、本当に書いて書いて書いて書きまくった。

ある日、たった一人の相手に向けて、自分の想いをメッセージとして記事を書き続けているうちに、私はふと面白いことに気づいた。

あれほど迷っていた「ブログの方向性」が、いつの間にか定まってきていたのだ。

  • これを書いたらどう思われるだろうか

  • この記事はアクセス数を集められるか?

  • SEOのキーワードは入っているか?

  • こんなの全然、面白くないんじゃないか?

  • 一生懸命書いても誰も読んでくれないんじゃないか?

  • このままブログを書き続けていて、いったい何になるのか?

  • 変なコメントやメッセージが来たらどうしよう・・・

そんな迷いや葛藤は、自然と私の中から消えていた。
心の底から「そんなことはたいした問題じゃない」と思えた。

あるのはただ「あの人に、これを伝えたい」「少しでも元気になってもらえたらうれしい」という気持ちだけだった。

それに気づいた時、私はハッとした。

そうか、これが「ターゲットを絞る」ということなのか!と。

「ターゲットを絞ることが大事」の本当の意味

ターゲットを絞りましょう。「誰に何を伝えるのか」が大事です。

ブログの入門書や人気ブロガーの「ブログ運営術」には必ずこう書いてある。私も頭ではわかっていた。もう何十回、何百回と聞かされた。

だけど今までは「真にわかってはいなかった」のだ。
こういうことだったのか!と目からウロコだった。

noteやブログの記事も、誰かが提供している製品・サービスも、万人に愛されるものなんてない。

誰かがいいと言えば、必ず誰かが批判する。

ある人にとっては、本当にそれはいらないものなんだろう。

たとえば、「ネット婚活」は、すでに結婚している人には必要ないものだ。聞く人を間違えると、こんな風に言われるだろう。

「ネット婚活なんて、あんなもの役にたたないよ」
「あんなところにいる人はろくな人がいない」

でも、ネット婚活で出会って幸せな結婚をした人たちを私は何人も知っている。他の人がどう言おうと、彼らにとってはそれは貴重な機会であり、そこで出会ったパートナーは、この上ない宝なのだ。

何かを発信して、反応がないからと言って「自分の書いていることは価値がないんだ」とは思わないで欲しい。

必ずどこかにあなたを必要としている人はいるし、人の価値観は、本当にさまざまだ

だから、一生懸命書いた記事にあまり反応がなくて気落ちした時は、こう思ってはいかがだろうか。

ある人にとってはゴミでも、別のある人にとっては宝

受け止める人の解釈の違いなんだ。
だからそんなに気にすることはない。

あなたは、あなたらしく、堂々と書きたいことを書こう。

あなたを必要としてくれているたった一人の人を意識しながら。
好きなことを発信しよう。

私も、淡々と発信を続けます。

一緒にがんばろー!

*コメントでぜひあなたの意見も教えてくださいね。💖
*スキ、フォローもしていただけたら嬉しいです。😉


読まれないのは、もしかして記事タイトルのせいじゃない?
タイトル力をつけたいなら、こちらの記事がおすすめです。


*フォローやスキ、コメントをお待ちしています。

この記事が参加している募集

noteのつづけ方

スキしてみて

サポートは、noteでファンを増やすための研究費(主に書籍購入や学びなど)に活用して、noteで還元します。