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もう一度、君に会えたなら

久しぶりに会う友人と待ち合わせ。
時間より早く到着したので
カフェの隣りの本屋さんに立ち寄ってみました。

お別れの数がちょっと多いのかもしれない
そんな人生を送っている私が
引き寄せられるように
手に取った本。

伝言猫がカフェにいます

あの世とこの世の境目にある喫茶店で
想いを伝える伝言猫のバイトをする
猫の物語。

クスッと笑えて、泣けて、
もう会えないけど
きっと空の上で元気に割と忙しく暮らしている笑

そう思えてなんだか心がふんわり
温かくなりました。

相棒のコザクラインコ
25年来の親友にパートナーや家族

天寿をまっとうした年齢とは言えないほど
早く旅立った大切な人たちに
もう一度会えたなら何を伝えたいか
この本を読みながらずっと考えていました。

「今日は何して遊ぶ?」
「あのさ〜、私、会社辞めたんだ。」
「今日のご飯美味しいね。」

何でもない日常のいつもに
いつもの会話。こんな言葉を
毎日話しかけていた自分に気がつきました。

会えていた時よりも
会話時間が増えたような気もします。笑

もう会えない人のことを思い出す
今日の余白時間のお供は
カフェインレスのコーヒーに
友人からもらったハチミツと
伝言猫の物語。


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