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#ネタバレ 映画「マーウェン」

「マーウェン」
2018年作品
モノローグ
2019/7/25 9:36 by さくらんぼ

( 引用している他の作品も含め、私のレビューはすべて「ネタバレ」のつもりでお読みください。 )

暴行され、心にも傷を負って、記憶喪失になってしまったマーウェンは、フィギアを使って、「箱庭療法」のような遊びに耽るのです。

私にはマーウェンのような経験はありませんが、なぜか他人事とは思えませんでした。

それはなぜかと考えた時、映画のレビュー書きが、「箱庭療法」に該当するような気がしたのです。

琴線に触れた作品に入り込み、登場人物たちの想いを聞き取る事で、私も、自分の何かを癒しているような気がします。

そして、それは映画監督も同じなのでしょう。

★★★★☆

追記 ( 昔観たアニメ ) 
2019/7/25 9:48 by さくらんぼ

タイトルは思いだせませんが、幼いころに観た西洋のTVアニメに、口の部分だけ実写フィルム!?を合成してあり、会話の時、口だけが滑らかに動く作品がありました。とても奇妙でした。

この映画「マーウェン」では、フィギアの世界に入り込むと、等身大のフィギアがお芝居をするのですが、顔のパーツだけが実写合成みたいに見えるのです(もしかしたら、すべてCGかもしれませんが)。

ですから、昔観たアニメを思いだしてしまいました。私の知る限り、最近ではとても斬新な手法で、感心しました。

追記Ⅱ ( とかくこの世は住みにくい ) 
2019/7/25 10:02 by さくらんぼ

暴行され、心にも傷を負って、記憶喪失になってしまったマーウェンは、フィギアを使って、「箱庭療法」のような遊びに耽るのです。(本文より)

さらに、マーウェンはハイヒールの愛好者(収集家でもある)なのです。

ですから、全身おじさんスタイルで、足だけハイヒールを履いていたりするので、変態扱いされるのです。それも暴行を誘引した理由です。

(働きもせず、人形遊びに耽る、ハイヒールを履く変なおじさん、である)今の彼は、すべてを理解してくれる人たちの中でなければ、平穏な生活は出来ないのです。

追記Ⅲ ( その瞬間、彼は人形みたいにフリーズした ) 
2019/7/25 10:33 by さくらんぼ

>(働きもせず、人形遊びに耽る、ハイヒールを履く変なおじさん、である)今の彼は、すべてを理解してくれる人たちの中でなければ、平穏な生活は出来ないのです。(追記Ⅱより)

ある日、そのような女性が引っ越してきて、隣人になったのです。使っていない自分のハイヒールをプレゼントするほどに、理解のある。

彼女は笑顔で、積極的にマーウェンに接近してきます。

だから、孤独なマーウェンは喜び、プロポーズした。

でも答えは「ごめんなさい」でした。

「これは友情であり、愛情とは違う」というのが理由です。

寅さんみたいな展開。

痛い、痛すぎます。

世の中、そんなものですが。

追記Ⅳ ( 彼の名はマーク ) 
2019/7/25 15:28 by さくらんぼ

「マーウェン」は空想の世界の名で、

主人公の名は「マーク」でした。

失礼しました。



( 最後までお読みいただき、ありがとうございました。
更新されたときは「今週までのパレット」でお知らせします。)


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