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#ネタバレ 映画「おっぱいバレー」

「おっぱいバレー」
2009年作品
教育とは大人の世界を覗かせること
2009/4/29 8:59 by さくらんぼ

( 引用している他の作品も含め、私のレビューはすべて「ネタバレ」のつもりでお読みください。 )

中学生の頃、初めて乗せてもらった高速道路で、自動車の窓から手のひらを出して、おっぱいを、いや、風をつかんだ事があります。

時速100Kmでつかんだ風はゴムまりの様な感触でした。でもウブな私は、風からおっぱいを連想する才能はありませんでした。ほんとうです。

ところで、子供は興味の対象へ向かって一直線に走って行くものです。映画の、空気おっぱいの涙ぐましいエピソードはそれを表現していたのでしょう。

そんな直球の子供に対し、大人はもっと変化球です。沢山のデータをデュアル・コア並みに同時処理して考えるからです。俗に「高度な政治的判断」という言葉がありますが、それは、その極みでしょう。そして、もし「愛」に裏打ちされていればパーフェクトです。

万引をした子供に対し、指導にやってきたのは、やる気の無い、定年間際の男性教師?

バレー部を発奮させたのは、お色気仕掛だけがとりえの、若い女性教師?

そうではありませんでしたね。

それぞれ内面では沢山のことを考え、指導に悩んで、それでもがんばって挑戦していた、恩師と言える模範教師でした。

そして、その真実を知ったとき、子供たちは本当に成長するのです。

ある意味、教育とは大人の世界を覗かせることなのです。

もし、試合に優勝していても、彼らはおっぱいを見ることは断ったでしょう。そんな気がします。

追記 
2009/4/29 12:26 by さくらんぼ

映画「ラースと、その彼女」にちょっと似てますね。ピンクっぽい話題を取り上げ、その波紋で大人と子供を語っているところがです。

ところで、余談ですが、バレー部の入り口に大きな米国旗が掲げてありました。又、彼らが自転車に米国旗を掲げて走るシーンもありました。あれはなんでしょうか。

秘められていたのは、気持ちを素直に表現する米国(中学生たち・子供)に対し、言いたいこともなかなか言えない日本(教師たち・大人)の構図なのでしょうか。

そう言えば、教師二人は一番大事なことを沈黙で表現していましたので、日本的と言えば日本的なのかもしれません。

★★★☆

追記Ⅱ 
2009/5/1 6:49 by さくらんぼ

>そんな直球の子供に対し、大人はもっと変化球です・・・・・。

映画「グラン・トリノ」を観ました。あちらの映画にも、大人の変化球、の物凄いものが描かれています。まだの方、ぜひ両方のご鑑賞をおすすめします。

追記Ⅲ ( ブログ書きという格闘技 ) 
2015/10/14 6:56 by さくらんぼ

「ながら勉強」という言葉があります。

私は勉強ができない(しかもきらいな)子でしたが、落第しないために、一夜漬けぐらいはしました。その時は、きまってラジオも友達でした。

20代の頃、アマチュア無線の免許を取るために、モールス信号も学びましたが、TVやラジオを鳴らしながら勉強しました。慣れてくると、2つを同時に理解できます。それぐらい熟練しないと実技試験が受かりません。

こうやってブログを書いたりするときにも、始めた頃(15年ぐらい前)はラジオやステレオを鳴らして書くのが当然でした。

でも、いつの頃からか、バックに音が鳴っていると、考えがまとまらなくなり、書きにくいと思うようになって、今では、静寂の中でしか書かなくなりました。

静寂の中で物を書く。最近では、それが合理的であり、お行儀としても正解であると、思うようになりました。

でも、本日10月14日(水)のNHKラジオ「健康ライフで、「作動記憶とは何か」について紹介されていたのです。

それによると、「脳のメモリー容量を増やすと、同時にたくさんのことを処理できる。先生ご自身もトレーニングにより6倍向上し、維持している。基本的なトレーニングの方法は、二人一組になり、ランダムに長い数字を言い合って、相手に反復させる。数字は数個から始めて、徐々に長くする。上級者は後ろから逆に数字を回答させたりする。」正確ではありませんが、概ねこんな話。

それで、ふと気づいたのですが、私が「ながらブログ書き」をしなくなったのは、脳の老化現象の一つではないのか。合理的だとか、お行儀だとか、言っている場合ではないのではないのか。

そう言えば、最近、牛丼店へ行くと、チケットの自販機の列に並んでいる時には「先日もらった卵の無料券」も使おうと思っていても、1分後に自分が買うときには、すっかり忘れ、卵のチケットも買ってしまい、買ってから「あっ!」と思いだしたりすることが頻発しているのです。

こんなことは、若いころは絶対にと言ってよいほどありませんでしたから、自分でもびっくりしています。こんな人がオレオレ詐欺にひっかかるのかも。

これは私も努力しなければなりません。百人一首が格闘技なら、ブログ書きも、「短時間で書く、ラジオを聴きながら書く、おもしろい話を書く」、この三つを同時処理できるようになるための、脳トレ格闘技にできるのかもしれません。

追記Ⅳ 2023.10.3 ( 時代背景 )

子どもの頃、女子のスカートを平気でめくる漫画がありました。女子は迷惑していたのだと思いますが、当時は、スカートめくりを子どものイタズラとして容認するような空気があったのでしょうね。しかし、昨今ではいけないでしょう。

それと同じように、映画「おっぱいバレー」も、今では作るのは難しい作品の一つかもしれませんね。


(  最後までお読みいただき、ありがとうございました。

更新されたときは「今週までのパレット」でお知らせします。)


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