「宝くじの不時着」
アジアの情念にほっとする
2024.1.1

（　引用している他の作品も含め、私のレビューはすべて「ネタバレ」のつもりでお読みください。　）

映画「宝くじの不時着」を観てきました。タイトルからして、（まだ観ていませんが）韓国TV「愛の不時着」の、パロディかと想像しました。

しかし、私には（すでに観ている）映画「JSA」のオマージュというか、パロディのように思えました。

アジアの情念、南北の対立と葛藤が渦巻いており、しかも、中だるみが無く、とても良くできた一本でした。

先日観た映画「PERFECT DAYS」では、日本映画なのに情念が薄く感じられ、（失礼ながら）少々貧血になったような気分でもありましたが、映画「宝くじの不時着」で、輸血が出来たように感じました。

（ 　最後までお読みいただき、ありがとうございました。
更新されたときは「今週までのパレット」でお知らせします。）