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#ネタバレ 映画「君は月夜に光り輝く」

「君は月夜に光り輝く」
2019年作品
不思議な女優さん
2019/4/16 9:51 by さくらんぼ

( 引用している他の作品も含め、私のレビューはすべて「ネタバレ」のつもりでお読みください。 )

永野芽郁さんは不思議な女優さんです。

外面は女性なのに、内面は男性のよう。いや、ネコなのに、イヌのよう、と言った方が良いのかも。

いつでしたか、ラジオの「オールナイトニッポン」で、パーソナリティーをしておられたので、聴きましたが、NHK朝ドラ「半分、青い。」のままでした。(失礼ながら)「イヌ」。きっとあれが彼女の地なのでしょう。

しかし、年齢的には童顔のJKなのに、ときおり、ふっと見せる、艶めかしい色気に、ドキッとさせられます。

この異次元感覚。

きれいな女優さんは沢山いらっしゃいますが、永野さんは異彩を放っています。

そんな彼女の魅力に迫ってみたいと思っていましたが、舞台が病院という事で、寝間着姿でノーメイク(!?)の穏やかなシーンがほとんどでした。

そして、やっぱりイヌさんでした。

★★★

追記 ( 人は誰でも光っている ) 
2019/4/16 10:11 by さくらんぼ

「 体が発光する不治の病、発光病。患者は子供で罹ると成人まで生きることは出来ない。」

( ぴあ映画生活 『君は月夜に光り輝く』あらすじ より抜粋 )

劇中、ヒロインが言います。

「人は誰でも、少しは光ってる。その光が強くなるのが、この病気なの」と。

私は少しだけ「オーラや気」が見えますので、「人は誰でも光っている」というのは正しと思います。

中盤、彼女が月夜の屋上で、「ぼ~っと」青白く光るシーンがありますが、実際あんな感じに見えます。あの描写だけは、まるで監督にも見えるように、とてもリアル。

しかし、ラストの投光器のような直線的な光は、違うと思います。オーラを比較的正確に表したのは、仏像の背後にある放射状の光背です。

生きた人間から出る本物の光背を見たことがあります。私には常時見えているわけではありません。見ようと注視した時に、好条件が重なれば見える事があります。

あれは、何十メーターも離れた横断歩道で、信号待ちをしていた歩行者でした。真昼の太陽光の下、その人の周囲に、巨大で透明なイソギンチャクのように、生き物のように、揺らめいていました。それは美しさと同時に、逃げたいような妖しさもありました。

もっとも、この映画はオーラを描いていたのではありませんが。

追記Ⅱ ( ヒロインの正体 ) 
2019/4/16 14:02 by さくらんぼ

他の映画にもあったような記憶ですが、この作品もスマホをモチーフとしていたのかもしれません。

「発光病」とは「スマホの画面」を指していたのでしょう。

つまり、ヒロインとはスマホのこと。

だから、二人は(空想ではなく)名実ともにデートしていたのです。

お札の肖像画とは、次元の違う変身ぶりでした。

追記Ⅲ ( 顔色をうかがう ) 
2019/5/12 9:33 by さくらんぼ

犬は人間を見るとき、犬好きか、犬嫌いかを、すぐに見分けるようです。

ネコに逃げられるようではいけない(修行が足りない)と言った整体の大家もいます。

公園を散歩していても、ハトはこちらの気持ちを見透かしているような気がします。心が平穏な時はあまり逃げません。

私は、動物には人間が退化させてしまったオーラを見る能力が残っているのかもしれません。

オーラの色は喜怒哀楽でも変化しているようで、その一部を、私も知人も別の場所で目視したことがあります。ウツ状態のときはブラックオーラに包まれている事があるのです。黒い光というのは矛盾しますが、テラテラと黒光りする、ふくらませた黒いゴミ袋のような光に包まれる姿を見たことがあるのです。

だから、ある種の動物たちは、人間のまとっているオーラの色形で、脅威があるか否かを判断しているのかもしれません。オーラが見える知人も同意見でした。

追記Ⅳ ( 「オリヒメ」 ) 
2019/8/11 18:11 by さくらんぼ

この映画では、ケータイが入院中のヒロインの分身として活躍していましたが、リアルには「オリヒメ」という名の分身ロボットもあるようです。

『 行きたい所へ分身ロボ

「オリィ研究所」代表 吉藤健太朗さん ALS患者ら社会と結ぶ 』

( 2019/8/11付日本経済新聞 朝刊 )



( 最後までお読みいただき、ありがとうございました。
更新されたときは「今週までのパレット」でお知らせします。)


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