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#ネタバレ 映画「アンドリューNDR114」

「アンドリューNDR114」
1999年作品
本当に良い刀は
2017/10/29 22:18 by さくらんぼ

( 引用している他の作品も含め、私のレビューはすべて「ネタバレ」のつもりでお読みください。 )

映画のラスト、病院のベッドにいた老人が、「私はもう死にたい」と言います。

すると雑用をしていた看護師が、「はい」と言って、灯りのスイッチを切るがごとく、いともかんたんに生命維持装置を止め、何ごともなかったように部屋を出てきました。後には静かな病室が。

正確には覚えていません。もしかしたら、私の記憶違いかもしれませんが、が、概ねこんな話。

私はこのシーンを観たとき、「あの未来世界では、延命治療の問題はすでに結論が出ているのだな」と感動しました。

しかし、看護師がロボットだと知って、「ロボットだから、何の考えもなく、機械的に切ったのか」と怖くなりました。

でも次の瞬間、私は「自分のなかにある差別・偏見のようなもの」に気づいたのでした。

この話、別の映画のレビューに余談として書いた記憶があるように思いますが、まだ、ここには書いていませんでした。

★★★★★

追記 ( はなしかけてくれて、ありがと ) 
2017/11/1 15:38 by さくらんぼ

>でも次の瞬間、私は「自分の差別意識」に気づいたのでした。それは「肌の色で差別するのと同じ」かもしれない。

やっと上がってきた、地下街へ行くエレベーターに乗ったら、「下へまいります」と機械がアナウンスしました。

とりあえず「ドアを閉めるボタン」を押して動くのを待っていたら、「行先階ボタンを押して下さい」と、またアナウンス。

最近のエレベーターは、こうやって人をおちょくる。


(  最後までお読みいただき、ありがとうございました。

更新されたときは「今週までのパレット」でお知らせします。)


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