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ScanSnap全機種体験会に参加しました

先日、株式会社PFU横浜本社に伺いScansnap全機種体験会に参加しました。
本イベントは私がメンバーであるScansnapアンバサダーの限定イベントになります。

当日は"文具王"高畑正幸氏の講演があり、Scansnapのディープな活用術について共有いただきました。後半ではScansnapシリーズ全機種を試せる機会もあり、イベントを通じてScansnapの理解を一層高めることができました。

会計事務所、とくに弊社のようなデジタル化を軸に業務効率化を追求する会計事務所ではスキャナーは重要です。
Scansnapはハードウェアとして安定したスキャニングが可能であるのみならず、Scansnapクラウドを介してさまざまなSaaSと連携させることで、ワークフローエンジンとしての役割を持ちます。

Scansnapクラウドの連携イメージ

弊社ではクラウド会計ソフトであるfreee、Money Forwardクラウドへの会計証憑の格納、会計証憑以外のドキュメントはboxへ格納するフローを構築しています。

現在、弊社で活用するScansnapシリーズは下記のものです。

Scansnap iX100

Scansnapシリーズの末っ子で圧倒的に小型軽量で、バッテリー駆動が可能です。ノマド的な働き方のフリーランスに最も適したモデルです。
帳票は前から後ろへ排紙するか、90度角度をつけての排紙が可能です。
帳票をフラットに読み取るため、流し込みタイプの最上位機種iX1600にはできない通帳などの読み取りも可能です(少し詰まることがありますが、手でサポートしながら送ると問題なく読み取れます)。
スキャナーを持っていない方に、とりあえずおすすめができる機種です。

Scansnap iX1300

Scansnapシリーズの中堅機種であるiX1300は、上から流したレシートを、ふたたび上から排紙できるUターンスキャンが特徴的です。
前面から差し込みによるフラットタイプのスキャンにも対応しており、こちらは読み取りを終えたら前面から排紙されます。手元に帳票が戻ってくることから、ページをめくって再び流し込むといった動作がスムーズで、通帳など単純な流し込みが聞かないものはこのiX1300が使いやすいです。
斜め後ろから流し込み全面に排紙されるiX1600よりフットプリントが小さく済むこともあり、デスクの状況によっては選択肢になり得るでしょう。
とはいえ、デスク据え置き対応としてはほぼ同等の値段でiX1400、少し背伸びすれば最上位機種iX1600が見えてくるため、基本的にはこれらの機種をおすすめします(現在弊社でははiX100とiX1600の使い分けをしています)。

Scansnap iX1600

Scansnap iX1600はScansnapシリーズで唯一液晶を備える最上位機種です。業務用スキャナーFIシリーズで蓄積された技術が用いられており、紙送り精度、スキャン速度といったハードウェアの基本性能は文句のつけようがありません。液晶上でプロファイル選択が可能で、レシートであればfreee、契約書であればboxといった切り替えをPC不要でワンタッチで行うことが可能です。高級スキャナーではありますがペーパーレスを徹底したい場合には、ぜひiX1600をおすすめします。

Scansnapと連携したbox、freeeといったSaaSでは更に自動のワークフローが構築が可能であり、ビジネスの効率を飛躍的に向上させることができます。弊社が原則ペーパレスにこだわるのは、このレバレッジの差にあります。
紙ベースのビジネスワークフローをデジタル基準で再構築する端緒として、スキャナーの役割は非常に重要なのです。

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