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為替ディーラーにはない、FX個人投資家のメリット

勝てるトレーダーの現実


新しい年を迎え、ネットを見ると、「年明けから連勝中」と毎日の収支をあげているトレーダーがたくさんいます。
毎日トレードすれば利益も大きくなる。そう信じる個人投資家は多いですが、本当でしょうか。

FX会社で顧客トレードを見ると、実際に毎日トレードして、数か月で数千万円の利益をあげる個人投資家は珍しくありません。ところが、ここからが大事なポイントですが…、それだけ大きな利益をあげられるトレーダーのほぼすべてが、その利益を全部吹っ飛ばしてマイナスに転じるか、どこかで「何かがおかしい」と気がつきトレードをやめるかのどちらかです。

はFXで毎日トレードして利益を上げる方法は2種類しかありません
1つはアービトラージなどの特殊な手法。
2つ目はドル円のスキャルピング。ただし、これで成功できる人は特殊能力があるといってよいでしょう。「普通の人」がスキャルピングを一生懸命やると最速で資金を失います。
この2つ方法以外で毎日トレードして勝っている人は、ほぼ間違いなく「たまたま」勝っているだけ
ただ、残念なことにFX経験の浅いトレーダーにこの話をしてもまずわかってもらえません。もちろん本人も気がついていないのです。
トレーダーが毎日トレードしてくれたら、確実に儲かるのはトレーダーではなく業者の方です!

プロの為替ディーラーは何をしているか


銀行のインターバンクでヒーラーは毎日トレードして、ほぼ毎日利益を上げています。
ただし、利益を上げる方法は「特殊な手法」です。
銀行のディーラーの特殊な手法とは「顧客のフローをさばく」ことです。
顧客のフローがあるから儲かる、顧客のフローがなければ儲かりません。
顧客のフローがあるのは、いいことばかりではありません。顧客のフローのおかげで、銀行のディーラーは常にロングかショートどちらかのポジションを持たされている状況です。時にはカバーしたら即死するフローもあり、アゲンストに耐えながら戻りを待つか(戻らなければ損失はどんどん膨らみます)、素直に損切りするか、究極の選択を迫られることもあります。

この「ポジションを持たされる」おかげで、インターバンクディーラーは自分なりに相場観を持ってどちらかかにポジションを傾けたりするわけですが、自分のポジションで綺麗に儲けられることなど月に数回程度しかありません。1か月まったく勝てないことも珍しくありません
顧客のフローのない「手張り」で毎日トレードしたら、プロの為替ディーラーでも勝てない。これが現実です。
繰り返しになりますが、特殊な手法を用いないで個人投資家が毎日トレードして勝ち続けるのは無理、勝っている人はたまたま、そしてこれをFX経験の浅い人に伝えても理解してもらえない、すべて現実です。

個人投資家のメリット


ここまで読んでいただければお分かりの通り、個人投資家の多くは毎日トレードして勝つという、「プロにもできない難易度の恐ろしく高いこと」にチャンレンジしている、だから勝てないのです。
そして、この情報をFX会社は決して教えてくれません。
だって、毎日トレードしてくれる顧客がいるおかげでFXというビジネスが成り立つからです。
そもそも、相場は動かなければ勝てない。レンジを取ろうとすれば大きく動いた時に絶対に大きくやられる。動いても上下激しく行ったり来たりするような相場ではやはり勝つのは難しい。
それでも、プロのディーラーは毎日トレードしなければいけません。ポジションを持たされるからです。
でも、個人投資家がポジションを持たされることはありません。
個人投資家は「難しい日はトレードしなければいい」のです。

株の世界では「上げ相場では誰でも天才である」という言葉があります。簡単な相場とは(実際は口で言うほど簡単ではありませんが)、綺麗なトレンドがある相場です。上昇トレンドの時はロング、下降トレンドの時はショート、トレンドが分からない時は何もしない。この基本ができずに難易度の高いことにチャンレジすると、業者を儲けさせるだけです。
特殊な手法(アービトラージや銀行ディーラー)や特殊な能力(ドル円のスキャルパー)でトレードする人たちは、今日は勝つか負けるかなどとは考えません。彼らは儲かる確信があるからトレードしている、トレードしないともったいなからトレードしているのです。

本気で勝ちたい方、いままでFXでさんざんやられた方は、ぜひココナラのサービスをご利用ください。

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勝てない理由は手法が稚拙なせいでも、メンタルが弱いせいでも、資金管理が下手なせいでもありません。
絶対に必要なリテラシーが欠けているからです。
このリテラシー、教えてくれる人はたぶん他にはいません。

このことを理解しないまま、いろいろや手法にトライしたり、商材にお金を注ぎ込んでも、すべて無駄です。授業料にさえなりません。

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