短い秋を逃さないように
まだ夏って終わってないんだっけ…と思うほど、季節外れの陽気が続く三連休の初日、文化の日。岐阜県各務原(かかみがはら)市で開催されたマルシェ「マーケット日和」にいってきました。
マーケット日和は「自分の暮らしにプラスしたくなる、新たな出会いの場」がコンセプト。各務原市にある商店街・学びの森・市民公園が会場になっていて、地域に根付いたすてきなイベントです。毎年11月3日の「文化の日」に開催されていて、今年で10回目。
この文化の日、1年の中でも雨が降りにくい日と言われており、マーケット日和は9年間で1度も雨が降ったことがないんだそう…!
酷暑に気を取られていて、秋の始まりは気づけなかったけど。この1日で短い季節を感じながらのんびり過ごせた、大満足のイベントでした!
各務原市民公園エリア
10時ごろに公園に到着。まだ朝の空気が残っていて少しひんやり。
どこもかしこも、秋らしさがたくさん。春とはまた違う、植物のまったりおだやかな雰囲気もたまりません。
今回のお目当てはitoriのタルトをゲットすること。
なんとか完売前に購入できたのが以下の3つ。帰りにおばあちゃん家に寄っていただきました。
・和栗のモンブランタルト
・安納芋とバニラのタルト
・シャインマスカットとほうじ茶のタルト
絶妙な素材のバランスに、一口いただく度に幸福感でいっぱいになるタルト。素材の組み合わせがたまらない…!
のんびり過ごせる公園もそうだけど、おいしい焼菓子とコーヒーが、さらなる幸福感を連れてくるような気がします。
学びの森
線路を超えて、歩いてすぐのところにある公園、学びの森。
KAKAMIGAHARA STAND(カカミガハラスタンド)
学びの森の中にある、開放感たっぷりのカフェ。看板メニューの「蒸しパン」や、コーヒーや紅茶など自家製のメニューが豊富です。
まるで水彩画の絵のような、公園の風景。マルシェの雰囲気ともぴったりです。各務原市は電車でも車でも、岐阜からもサクッといける距離だから、もっと通おうと決めました。
各務原市では地域を盛り上げるさまざまなイベントが多く開催されていて、ローカル情報を発信する雑誌「ソトコト」の表紙になったことも。
また、学びの森周辺には、屋内木育施設とカフェが集まった「パークビレッジ」、まちの食堂「OUR食堂」など、新しくオープンした気になるお店がたくさん。
なんだかいい街だなあ、と思うきっかけは、
「地域と人がつながるイベントがある」
「地道にこつこつと営まれている素敵なお店がある」
ということだったりするんですよね。
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パステルカラーのかわいい花が爛漫と咲く春も
大好きな沖縄の海がいちばん似合う夏も
雪が降る前のしんと静かな部屋に日差しが入る冬も
それぞれの季節にしかない「特別感」があるから
特段、秋が1番好きな季節ではないのかもしれません。
それでも、アンテナを張っていないと、逃してしまうような季節だからこそ。紅葉した木、羊雲、マジックアワーの夕暮れ時…。
秋ならではの風景に、あと何回出会えるかワクワクしますね。
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