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フードレビュー!コンビニ一位はどこだ! キャットフード編

タイトルから分かるように、ノリはジョーク記事です。
書いてることはマジですが、決して安易な気持ちで真似しないでください。

先日2月22日はにゃーにゃーにゃーということで、猫の日らしい。
Twitterではさぞかし猫のコスプレ画像が出回ったことだろう。(検索してみた限り、イラストの上が多かった。国民性か)

がしかし、甘い!猫の気持ちになるに猫のコスプレなどというのは、猫に失礼だ!

だからキャットフードを食うべきだ!(飛躍論理)

というわけで、キャットフードレビューだ。

画像左の三種はファミリーマート、上がローソン、右がセブンイレブンだ。
一応タイトル通り各社の比較の意味も込めているが、ファミリーマートは記事執筆当時、犬のおやつブランドしかなかったので、既存ブランドのみとなる。

ファミリーマート

ファミリーマートはこの三つだ。ブランドの統一感のなさよ。

一食目:CIAO(ちゃお) 焼かつお かつお節
見た目が一番マシだったので一食目にチョイス。
開けてみて分かるその臭い。かつおというか、さばだ。味もさばだ。
食べていくうちにかつおのような気もしてきたのだが、魚ということ以上のことは言えなかった。
食感はサラダチキンに近い。レビューは全て音声で録音してあるが、過去の私が「サラダチキン」とか言ってるので、ほぼ間違いない。
味は無味である。醤油かけたら案外いけるんじゃないか。

二食目:PURINA MonPetit(モンプチ) まぐろ とろみスープ仕立て
ペットフード界天下、かは知らないが、ペット飼ってない筆者でも知ってるなら美味いだろうと踏んだのだ。
臭いは一食目と比べればマシである。というか食べた商品の中では、一食目が一番魚臭かった。
味に関しては過去の私曰く「二食目がこれで良かった。希望湧いてきた」である。美味しかった。醤油かけたら割と美味いと思う。

三食目:AiXIA 金缶プレミアム まぐろ100%ベース
ペースト状だ。
ペースト状というのはどうも受け付けない、うなぎのゼリー固めじゃあるまいし。
が、どうも録音を聞く限り美味かったらしい。確かに味濃かった気がする。速攻で「食い切るの辛い」とも言っているが。コーラで流し込んでいる。

ローソン

イマイチ猫の気持ちになりきれなかったファミリーマートだが、ローソンは独自ブランドまで展開しているし何とかなる気がする。頑張れローソン。頑張れ私。

四食目:Natural LAWSON 猫スープ まぐろ ほたてだしスープ ささみ・しらす入り
ペーストを通り越してスープだ。
もう三食も食べてきて流石に分かったが、警戒しなくても案外食べれるものだ。キャットフードを侮ってはいけない。スープでも頑張れ、飲みきればいいんだ。
と、見た目で警戒した私を裏切る結果となった。
割と美味い。 病院食のような、胃に優しい味がした。
過去の私曰く「患者に出してもバレない」「流石ローソン、人間が食っても割と美味い」「録音した限り(食べきるまでの速度)最速」である。
どうでもいいが筆者はファミリーマート派だ。ローソン推しではない。

五食目:Natural LAWSON 猫ごはん ささみ しらす入り ほたてだし仕立て
猫ごはんの名の通りとまではいかないが、ご飯をブレンダーにかけたような見た目をしている。成分にもきちんと増粘剤(加工でんぷん)とある。
ご飯ということで少し期待したのだが、あまりご飯という感じはない。いかに米粒感が大事か分かる。
しかしご飯というイメージだけでも案外食べれるもので、感想としては一番抵抗なく食べられそうなキャットフードといったところだ。
味は可もなく不可もなく、といったところ。

六食目:Natural LAWSON かつお ささみ・かつお節入り かつおだし仕立て
「どんだけかつお推しだ」と述べている。三つも入れることはないだろう。
商品名はともかく味だ。見た目は五食目と同じ。
何か、録音聞く限り割と美味そうだ。四食目の記録を超える速度だ。
思い出せる限り、かつお味。徹頭徹尾かつお。どこかじってもかつおだ。ベゼル幅数mmのディスプレイよろしく、皮の薄いたい焼きよろしく、かつお体感速度最速候補だ。割と美味い、このレビューの大事なところだ。

セブンイレブン

天下のセブンイレブンだが、残念ながらレビューはひとつとなる。理由は後述。

七食目:SEVEN&i PREMIUM LIFESTYLE 焼津産かつおだし風味 鶏ささみ
天下のセブンイレブン、間違いなく美味いに決まっている。
何せ田舎では初進出で行列ができ、弁当類はどのブランドをも凌ぐ美味しさ。経営統合もせず全国トップの店舗数を誇るセブンイレブンだ。不味いわけがない。
キトサン配合で猫の毛玉ケアの助けになるらしい、凄いぞセブン。流石は天下だ、負けるはずがない。

そんなことなかった。いや不味くはないが、普通過ぎる。
何かゼリー入ってるしさ。キトサン配合ゼリーなのかこれ。毛玉ないぞ私。
少なくとも人間が食べる限り、六食目の方が美味い。ローソン最強じゃねえか。それとも私の味覚の問題か。
強いて言うならば、一番ささみ食べてる感じはした。

八食目:PURINA MonPetit 七種のブレンド+ SEVEN&i PREMIUM LiFESTYLE 焼津産水揚げまぐろ限定 きはだまぐろ
今レビューの一番の目的は「猫の気持ちになる」ことだ。
日常的にこの固形物質を食べてる猫はどんな気持ちを抱いているのか、それを知ることこそがこのレビューの目的なのだ。

あっ無理ですこれ。カリカリを一口かじってみた瞬間に、筆者の本能が「食べるな」と告げました。口の中に広がる海外のスナック感。カリカリ単体はモンプチでも無理。猫すげぇ。猫の気持ちもう分かった。

がしかし、ペースト状のキャットフードはそもそもこれと混ぜることを前提とした食べ物なのだ。つまり猫も混ぜ合わせれば食べれる。これはいける。


無理です。三十秒モンプチとセブンイレブンの力の結晶を融合させたものを噛み締め、出てきた言葉は「無理です」だけでした。猫すげぇ、よくこんなもの食べて明日を生きる活力にできるな。
いや、よく考えれば猫もカリカリは食べずに上に乗っかってる柔らかい部分だけ食べるではないか。猫も人間もここだけは一緒だ。二つの違う種族が揃って出した結論は「カリカリは無理」だ。

総評

問答無用でローソンの勝ちだ。

理由としてはいくつかあるが、一つはファミリーマートのラインナップのなさだ。犬のおやつも良いが、もう少し猫に目を向けてもいいのではないか。
セブンイレブンは良くも悪くも普通過ぎる。そもそも人間が食べても割と美味しいかという目の付け所が間違っているのはともかく、味に捻りがなさ過ぎる。
その点と比較した場合、ローソンは人間が食べても割と美味しいのだ。あれは間違いなく人間が事前にフードレビューしている味だ。
特に六食目に関しては、これからキャットフードを肴に酒を飲もうという方々にぴったりの味に仕上がっている。是非ともおすすめしたい。

最後に。冒頭でも述べた通り、この記事は実際の食レポに基づいた、ジョーク成分を多分に含んだ記事です。安易な気持ちで真似をしないでください。

衝動的に文章が飛び出る。