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手を挙げて発言するってハードルが高い

手を挙げて発言するって、ハードルが高い。

会議でもそうだし、授業でもそう。これはあまり良くない状況だと思う。

僕も積極的に手を挙げるタイプではない。意見を求められたら仕方なく発言する。

だって、手を挙げた時に受ける視線は何よりも痛い。話そうとしたことを忘れてしまうくらいだ。

思えば、手を挙げることに抵抗が無かったのは、小学校低学年の時までか。

手を挙げて皆が注目することが嬉しかったと思う。


正解すると先生に褒められるが、間違えると訂正される。

そう。訂正される。

問題が簡単にに解けなくなる小学校3、4年になると、手を挙げて注目される喜びよりも、訂正される怖さの方が優ってしまうのだろう。

「張り切って手を挙げたくせに、間違えたよあいつ」

ネガティブな妄想も手伝ってか、こうやって僕らは次第に手を上げて発言するすることをやめてしまう。

「注目されたくない」

「安全圏でいたい」

「みんなと同じでいたい」

テレビでパックンが言っていた。
授業で、「質問がある人は手を挙げて!」と聞いても誰も上げない。

それでは反対はどうか。
「質問がない人は手を挙げて!」
これでも手は上がらないのだと言う。

パックンは言う。
彼らはただ単に注目されたくないだけなのだと。

手を挙げると言う行為は、みんなと違う行動をとると言う事。つまり同調圧力に逆らうと言う事のようだ。

反対に、姿形の見えないSNSは活発だ。

みんな承認欲求を得るためにバズりたいと思っているし、批判批評は日常である。

ただバズったからと言って、それはそれで辛いらしい。アカウントが有名になりフォロワーが増えたとしても、「バズる重さ」を感じてしまいアカウントを閉鎖したという話も聞く。

さて、タイトル回収である。
職場で意見を吸い上げるにはどうしたらいいか。

もしかしたら、誰の意見かわからないようにするのが良いのかも知れない。グループで検討してもらい、個々の意見ではなくグループの意見として発表してもらう。

その方が日本人には向いているのかな。

僕は意見に対し、批判をしない職場を目指したい。手を挙げるというのは相当の勇気が必要なわけだから、まずは意見してくれた事を讃えることを大切にしたい。

そのためのステップとして、個々が目立たない方法を取り入れる。

そして何よりも、僕のファシリテーション力を鍛えなければならない。
意見を生かすも殺すもファシリテーション次第なのだ。

よし。頑張ろう。

僕はAbemaPrimeのチャンネルを開き、議論を回す平石さんを見ることにする。

この平石さんのファシリテーションが本当に凄いのだ。議論の中身もさることながら、その技術がすごい事は素人の僕にでも分かる。

多分、あなたにも分かる。
ぜひオススメしたい。

そして僕はソファで横になり、薄手の布団を腰までかけて、リモコン片手に目を閉じるのであった。

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