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小鳥がわたしを呼べばわたしはすぐに向かう

ある人が、語った。 「人間がわたしを呼んでもわたしは祈りの最中には返事をしない。聖書の研究をしていたなら、研究に専念する。 そして、それらが済んだら、人間を相手にする。 しかし、小鳥がもしわたしを呼んだら、わたしは祈りを止め、聖書を閉じ、すぐに小鳥のところへ向かう。 小鳥とわたしとの時間の流れが違う。小鳥は寿命が短い。 それだけではない。小鳥はわたしを信頼している。小鳥がわたしを呼べばわたしが行くことを小鳥は信じている。 ところが、人間はこれほどの信頼をわたしにも

    • 人の数だけ人生がある

      同じ地球、同じ日本、同じ家族であっても、みな、それぞれ違う人生を歩んでいる。 似たような人生もあり、同じような経験もあるが、 考えること、感じることは、みな違う。 人と人が、もし分かりあえるとしたら、それは、似たような経験を持っているからだ。 それが、なければ、人と人はどこまで行っても平行線のまま。 それが、人間関係を難しくしている。

      • ちゃぶ台

        ちゃぶ台に一人座すも こころ寂しいとき 誰も来ぬ客のために 茶を点てることもある

        • 小判は人間にだけ通用する

          この路地を通るときは、気をつける。普通は猫のほうが逃げてゆくものだが、ここは違う。子供の頃、襲ってくるネコがいてびっくりしたものだ。 杖で追い払うのは、かわいそうだ。杖など普段使わない。そうだ、杖を捨てて、走って逃げよう。

        小鳥がわたしを呼べばわたしはすぐに向かう

          春が来ましたね

          小鳥を連れて今日はお散歩しました。天気はちょうどいいし。 このチャンスを逃したら、今度はいつになるか分からない。 一緒に遊ぼうね。今日こそは。 https://youtu.be/-ZnZF9TCyh4?si=N3qmA923bbefyjch

          春が来ましたね

          小鳥のお薬

          午前中、バスに乗って小鳥の病院へ行って来た。 待合室に珍しく6人が椅子に座って小鳥の診察待ちをしていた。 小鳥もそれぞれの家族の一員。私は、薬だけなので、すぐに呼ばれて支払いを済ませて帰路についた。 病院の待合室での出会い。二度と会うことはない。 たまに、話すことがあっても、次に再び会うことはない。 世の中に多くの人がいても、皆と友達になれる訳ではない。 最近、友達とご無沙汰している。 友達とでもこうなのだから、人間は基本的に孤独な生き物なのだ。

          小鳥のお薬