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普段私たちが来ている洋服の繊維ってどんな種類があるの?

ご覧いただきありがとうございます!
株式会社Appacleのインターン生
広報部の藤間です!!

以前洋服からマイクロプラスチックが出ているという記事を出しましたが、そもそも洋服ってどのような原料からつくられているのか調べてみました!

洋服の原料

服の原料は天然繊維と化学繊維に分けられます。
天然繊維は動物や植物などの自然からとれるものであり、化学繊維は人間が化学的につくったものをさします。

コットンやウールは天然繊維、ナイロンやポリエステルは化学繊維となります。

化学繊維と言われると環境に悪い、人工的に作られたものというイメージが強いのではないでしょうか。そのイメージ通り環境に悪いものが多く、石油からできていたり、土に還らなかったりするものが多くあります。

化学繊維ってどんなもの?

化学繊維とはその名の通り化学物質を使い人工的につくられた繊維のことを指します。

石油化学誘導品を溶かして細い糸状にしたものである「合成繊維」というものがあります。

三大合成繊維と呼ばれるナイロン、ポリエステル、アクリルをはじめとする合成繊維はそれだけで、あるいは天然繊維(木綿、麻、羊毛、絹)など他の素材と合わせて紡ぐ(混紡)方法であらゆる衣料や産業資材に利用されています。


合成繊維に様々な加工をほどこすことにより、従来では考えられなかった機能を持つ新しい繊維が数多く誕生しています。成繊維は、天然繊維の千分の一近い細さの繊維をつくることが可能で、形状も自由自在に変化させることができます。

天然繊維では不可能だったまったく新しい高品質・高感性繊維である「新合繊」も開発され、デザイン性の高いファッション製品などに活用されています。

引用:https://www.jpca.or.jp/studies/junior/enyinfo03.html

ここまでお話ししたように、洋服の機能の幅は広がるため化学繊維を否定することはできないと思います。

天然繊維は環境にいい?

では天然繊維はすべて環境に良いのでしょうか?

天然繊維という言葉から、安全で環境にやさしいイメージのある天然繊維も、実は環境を壊している場合があります。

世界の60%以上の衣服は綿を原料とし、その綿は綿花という植物から生まれているのですが、採取の際に大量の化学肥料、さらには殺虫剤や除草剤までもが使用されています。世界の農地の2.5%しかない綿花畑で世界の15.7%の殺虫剤、6.8%の農薬が使用されているというデータもあります。

参考:https://joca.gr.jp/

このことから天然繊維だからといってすべてが環境に良いのかというと、そうではないということがわかりました。

まとめ

今回洋服の原材料となる繊維について調べましたが、化学繊維でも天然繊維でも土に返すことができる繊維ということが重要になるのだと感じました。

人工的につくられたからこそ日常をよりよくしてくれるものや、採取の際に効率よく採取するための方法であることがあるとわかりました。

もちろん環境を壊さないということが最も重要であると思いますが、環境に悪いからと言ってすべてを否定するのではなく、どうすればより良い対策がとれるのかを考えることが一番重要なのではないかと感じました。


今回はここまでです!!
最後までご覧いただきありがとうございます!
次回の投稿もお楽しみに!

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