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イギリスに住みはじめてからはオーガニックのマヨネーズを買うようになった。昔日本で食べてたのはキューピーマヨネーズ、その頃は添加物の知識もあまりなかった。

日本在住者に「おすすめのマヨネーズはありますか?」と聞かれいつも紹介するのは松田のマヨネーズ、ホームページがシンプルで笑える!

材料もシンプルでかなりのこだわりが感じられる。(以下HPより)

原材料・・・なたね油(無添加)
圧搾一番絞りなたねサラダ油

使用しているのは、オーストラリア産の非遺伝子組み換えのなたね。
埼玉県熊谷市の米澤製油で製油している。

 一般的に油は、一番絞りをした後、2番絞りで化学薬品(ヘキサン)を使用して抽出する。精製の工程においても、化学的に合成された食品添加物(リン酸、苛性ソーダ、活性白土、シリコーン等)を使用することがある。

 米澤製油の無添加なたねサラダ油は、安全性にこだわり、搾油するときも精製工程においても化学薬品や化学合成物質は一切使用していない。米澤製油が開発し、製法特許を取っている製品。

よく質問される、マヨネーズの中から見える黒や茶色い粒は香辛料だそう。

2021コショウ目立つ

攪拌しながら作っていて完全に均一にならないため、マヨネーズ1本ごとに粒の目立ち方が異なる。甘口・辛口どちらも同様。

先日添加物の記事の中で紹介した「食の未来を本気で考える一般人」さん

スポーツインストラクター 兼 Webライター。主にブログやTwitterで『食と健康』をメインテーマに情報発信している方、彼の松田のマヨネーズのレビューがわかりやすいので、抜粋して紹介する。

これを読むと、松田のマヨネーズを買いたくなること間違いなし!笑


法律をも変える松田のマヨネーズ
『マヨネーズ』には、JAS規格というものがあり、それぞれ商品毎に使用する原材料が定められている。

以前はマヨネーズの原材料は、酢、卵、油、砂糖とされていたが、このJAS法を松田のマヨネーズが変えた。

2003年のこと、小規模ながらも多くのファンに愛されていた松田のマヨネーズに大きな事件があった。

農林水産省の審議会でそれまでのJAS規格に入っていない「蜂蜜」が松田のマヨネーズに入っていたことを指摘され、“マヨネーズ” として販売してはいけないというお達しが、ある日突然お上から来た。

「ハチミツは自然な甘味が出る」

という理由から砂糖ではなく蜂蜜を使用していたのに、蜂蜜はJAS規格に入っていないということでマヨネーズを名乗れなくなった。

18年間なんの問題もなく販売していたのに突然の通知で、仕方なく「マヨネーズタイプ」という名前に代え販売。

粗悪品を取り締まるならまだしも、良い製品を取り締まるなんて…。

普通ならここで折れるところだが、松田さんは負けなかった。
松田さんは「松田のマヨネーズはマヨネーズだ!会」を発足、署名活動を行い、農水省に申し入れを行った。

松田のマヨネーズファンも「安価なブドウ糖液糖などはよくて、自然のハチミツが認められないのはおかしい」と異議の声をあげ大きな運動となる。

規格の見直しは5年後の2008年の審議会を待つことになったものの、松田のマヨネーズは堂々と “マヨネーズ” を名乗れるようになった。

現在のパッケージには、この活動の御礼として、「おかげさまで“マヨネーズ”です」のメッセージが掲載されている。

法律を変えるほどのマヨネーズは後にも先にも松田のマヨネーズだけ。

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マヨネーズの定義(現在)

半固体状ドレッシングのうち、卵黄又は全卵を使用し、かつ、必須原材料 、卵黄、卵白、たん白加水分解物、食塩、砂糖類、蜂蜜、香辛料、調味料 (アミノ酸等)及び香辛料抽出物以外の原材料及び添加物を使用していないものであって、原材料及び添加物に占める食用植物油脂の重量の割合が65%以上のものをいう。
(ドレッシングの日本農林規格より)

自然な味を生む『松田のマヨネーズ』の原材料

松田のマヨネーズの美味しさの秘密は原材料の質の高さにある。

良い材料を使えば自然とおいしい食べ物になる

これは創業者の松田優正さんの言葉、松田のマヨネーズは松田さんの思想がそのまま体現されている。

松田のマヨネーズ 原材料

菜種油:米澤製油の圧搾一番搾り菜種油のみ使用。
:信頼する10軒ほどの養鶏家から仕入れた平飼いの卵。遺伝子組み換えの餌は不使用。
:内堀醸造のオーガニック純りんご酢。
食塩:海の精(伊豆大島の平釜で炊き上げた自然海塩)
マスタード:100%からし菜の種を粉末状にしたもの。
胡椒:オーガニックのホワイトペッパー(添加物の香辛料抽出物ではない)
ハチミツ:100%蜂が集めたもの。ロシア極東ウラジオストク周辺(ウスリースク)産の菩提樹蜂蜜。
オーガニックにんにく
オーガニックしょうが

※化学調味料をはじめ、食品添加物は一切不使用。砂糖も不使用。

マヨネーズの製造工程でも、油脂の酸化の原因となる空気が余分に入らないよう注意するなど、本当に食について深く考えてくれている。

また工場で使う卵はすべて手で割っているのに驚く。
この光景は創業時から変わらない。

松田のマヨネーズ1本(300g)のお値段は518円(税込)。
対してキューピーマヨネーズ1本(450g)の値段は402円(税込)。

値段だけ見れば「松田のマヨネーズは割高だ」と思われる。
それでも両者の材料を一つ一つきちんと見比べれば、少々高めの価格設定も納得できる。そうした納得感こそがファンから支持されている最大の理由。


【原材料】キューピーマヨネーズ

食用植物油脂(国内製造)、卵黄、醸造酢、食塩、香辛料/調味料(アミノ酸)、香辛料抽出物、(一部に卵・大豆・りんごを含む)

【原材料】松田のマヨネーズ

食用菜種油(国内製造・遺伝子組み換えでない[米澤製油・圧搾一番搾り])、卵(全卵[平飼い・GM飼料不使用])、りんご酢(内堀醸造オーガニック純りんご酢)、食塩(自然海塩「海の精」)、ハチミツ(ロシア極東ウラジオストク周辺産「菩提樹蜂蜜」)、マスタード(100%からし菜の種粉末)、オーガニックにんにく、こしょう(オーガニックホワイトペッパー)、オーガニックしょうが

※ここでは本来の成分表示には書かれていない原材料の詳細についても記載している。

レビューの中に出てくる動画では松田のマヨネーズが作られるまでの工程を紹介している。昔ながらの工場で心を込めて丁寧に作られている光景は見ていて感動すら覚える。


松田のマヨネーズを知ってる人も知らない人も全員に見てほしい!
お時間がある時でいいのでぜひ一度ご覧ください。
ななくさの郷『松田のマヨネーズ』

松田のマヨネーズはどこに売ってる?

気づいていないだけで意外と普通のスーパーに売っていたりする。
マヨネーズが置いてあるコーナーに普通に並べられていたり、もしくは直売所コーナーに置かれていたり、松田のマヨネーズを置いているスーパーは食に対する意識が高い店舗が多いように感じる。

スーパー以外だとカルディにも置いてある。(店舗によっては置いていない場合あり)自然食品店、オーガニック食品を取り扱っているお店であればほぼ間違いなくある。Amazonや楽天でも販売されている。

〜抜粋終わり〜

はっきり言ってここまでこだわっているとは知らなかった!
この会社のホームページや動画を見て感じるのは、作ることにすべての力を注いでいるということ、そこには愛しか感じられない…。

販売は業者にお願いして、そこには力を入れず(それでも人気で需要が高く供給が追いつかないため新しい取引先は受け入れてない様子)品質を保ち安心安全で美味しいマヨネーズをお客様に届けることに集中している。

松田のマヨネーズが多くの人に愛されている理由が分かった気がする。

日本に帰ったら買ってみようと思う。松田さんの愛がたっぷりこもった松田のマヨネーズで食卓が豊かになる!

みなさんもぜひ松田のマヨネーズを買ってみてくださいね!

これであなたも “松田のマヨラー” の仲間入り!
by「食の未来を本気で考える一般人」さん


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