ハタチノコロ はじめてのアメリカ (10) やっぱエンターテイメントの国

9/7 今日は往復タダのタクシーに乗って、ユニバーサルスタジオへ!(詳細は一つ前の9/6の日記を見てね)天気が悪く、雨がぱらつくせいだろうか?開園時間を過ぎているのにガラガラだ。でもいきなりゴーストバスターズの車が止まっていたり、もう瞬時に現実逃避可能だ。E.T.のアトラクションも結構人気。入り口でlast nameを言ってくださいといわれた。何だかわからないけど、どこかで名前が呼ばれるか、何かに書いてくれるサービスかな?と思い、苗字で呼ばれるよりはファーストネームがいいなと、ファーストネームを言った私ww 乗り物に乗せられて、E.T.の森をめぐる。あたりが暗くて靄がかかっていて涼しかった。予想どおり最後にE.T.が名前を呼んでくれたよw Back To the Futureのアトラクションでは3Dの乗り物(これまたTDLのStar Toursみたいなやつ)に乗った。ガンガン震動と揺れがくるので、関節に結構響いたけど面白かった。そして、やはりJUNは酔ったww 少し休憩した後、ジョーズのサメがぶら下がっている下に頭を突っ込んで写真を撮ったり、Blues Brothersのショーを見たり、映画の世界を満喫した。

お昼はタコスやサンドイッチなどの軽食で済ませ、午後一、私はキングコングのEarthquakeのアトラクションに。JUNが酔うからイヤだと言うので1人で来てみた。最初に地震のビデオを見せられ、そのあと選ばれた人のみ大地震のシミュレータを体験。地下鉄で地震が起こった時を想定した体験コーナーもあった。これは特にショッキングでも何でもなく、まるで東京の池袋にある防災館くらいフツーだったw ガタガタ揺れて火が出たり、水がゴォォォォーーーっと流れるくらいのもんで、これならJUNが来ても大丈夫だったのに。外に出るとJUNはBettyちゃんのキーホルダーに自分の名前を入れてもらっていた。似顔絵といい、名前入りキーホルダーといい、ホントこの人こういうの好きだなーw キングコングからTerminator2へと移動したが、3Dメガネをかけて体験するTerminator2のスクリーンの場面ではほとんど寝ていた。最後天井から水しぶきが降ってくるところあたりで目が覚めた。旅の疲れが蓄積してきているのかな?夕方になってきたし、そろそろ帰ろうか?いや、でもちょっとおなかすいているんだよね。Hard Rock Cafeに入ってみたかったけど、あいにく休みだったので我慢してそのまま帰りのシャトルバスに乗った。

通路を挟んで私たちの隣はブラジル人と日本人が2人座っていた。ブラジル人(名前はタリオ)が私たちに話しかけてきた。何でもブラジルの一流企業に勤めているらしく、パスポートまで見せてきた。悪い人じゃないけど、私は結構警戒心が強いほうなので最初は疑ってかかっていた。私たちがこの先マイアミに行く予定を話したら、彼もどうやらKey Westまで行きたいらしく、3人で車を借りてDriveして移動しないか?と持ちかけてきた。楽しそうな計画!私たちはマイアミで飛行機を取っていたので、残念ながらそれは実現しなかったけれど・・。となりの日本人はこれまた私たちと非常に年が近い東京の大学生で、名前は秀人(後にヒデちゃんと呼ぶことに)といった。ヒデちゃんはタリオと同じ部屋で、明日も一緒にケネディ宇宙センターに行くらしい。オーランドのYHに戻り、晩御飯の買出しにヒデちゃんも一緒に行くことになった。タリオは食事の前にプールで泳ぎたいらしかった。なんて健康的な人なんだ!w

YHの目の前のスーパーは床面積がとても広い。食べ物や生活雑貨のラインナップも幅広く、いくら見ていても飽きない。ヒデちゃん、JUN、私の3人はバットか?と言いたくなるくらい、とてつもなくデカいポップコーンや、なめとんのかー?ってくらいの量が入ってるガロン単位の牛乳やジュースにいちいち大ウケしながら、スーパーの売り物をネタにギャグを飛ばし飛ばしカートを押しながら回っていた。晩御飯はピザとハーゲンダッツのアイス。キッチンで食料を温めていたら、フロントのアーロンともう1人のトルコ人スタッフがやってきて、ちょっかいを出してきた。トルコ人の名前はyilmaz(イルマ?)とか言ったっけ?でも読めないから、私たちは勝手にTurkey(ターキー)と呼んでいたw ターキーと仲良くなって話していたら、明日18:00までにYHに戻ってくれば、裏の湖でジェットスキーをやらせてくれるとのこと。何だか面白そう。明日の予定はまだはっきり決めていないけど、その話に乗るのも悪くない。ついでに男子と今相部屋(詳しくは9/5の日記を参照)だとアーロンとターキーに話した。混んでたから仕方ないのかな?と言うと、2人ともびっくりした顔をして、それはありえない!と言った。やっぱり手違いだったのかw だよね、そんなに激混みでもなさそうだし・・トラブルも何もなかったし別によいのだが、部屋はすぐにチェンジしてくれることになった。2段ベッドの2階の住人であるレニーに「部屋を変えてもらうことになったの」と報告をした。短い間だったけど、別れるのはちょっとさびしいものだね。記念に一緒に写真を撮った。写真を撮る前、レニーは洗面台に行き、「シャラーーン!」とコームを取り出して髪の毛をセットしていた。レニー、かわいいw ベッドのところに赤パン(ブリーフ)がかけてあったので、これ誰のだろう?と言うと「It's not mine!」と照れくさそうに言っていたw(たぶんあのドイツ人ので間違いないだろう)レニーもまた私たちと同じ年だった。明日の17:10の飛行機で帰ってしまうらしい。Oh, myレニー!!寂しいけれど、さようなら。いつかどこかでまた会いたいわ・・オーストリアまであなたを追って・・さようなら・・なんて乙女チックな脳内劇場は幕を閉じた。

夕食のあと、ターキーが卓球をしに行こうと提案した。ヒデちゃん、JUN、私LINの3人は有り余る若さのエネルギーを無駄に発散させるべく、ターキーの車で近くのスポーツバーに向かった。そこにはビリヤード台もあった。私はビリヤードが初めてだったので、どうしてもやってみたかった。ルールは意外と簡単。でもキューでボールを突くのが結構難しく、慣れるまで一苦労だったが、ターキーに「だんだんうまくなってきたね」と言われ、調子に乗った。ビリヤード入門の後は、卓球ダブルスで真剣勝負!組を入れ替えたりしながら何度も対戦した。最後は私とヒデちゃん(ジャパニーズサイドと命名)、JUNとターキー(アメリカンサイドと命名)のペアとなった。普通の卓球では面白くないので、サーブを打つときにお互いにジャパニーズっぽい風物詩やいかにもアメリカといえばコレ!のようなワードを叫ぶという特別ルールを設定した。「スシShot!」「ハンバーガーShot!」「カミカゼShot!」「フライドポテトShot!」とか言い合って、五分五分の試合展開のまま拮抗していた。しかし、最後JUNの「クリントンサーブ!!!」に私たちジャパニーズサイド2人は爆笑してしまい、ゲームに敗れた。 AM2時頃まで遊んで帰り、そのまま寝た。翌日起きれる自信が全くないままに・・w

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