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イエローナイフへ至るまで。カナダにワーホリした理由なぞ。

バンクーバーに戻る前、実のところこれからどう動いて行くべきか迷っていた。
ワーキングホリデーもイギリス、オーストラリアを終え三度目となる。
ワーキングホリデーというのは一言で言えば、海外でフリーターをやるようなものだ。
最初は今までいた環境とは別の場所に行き、刺激でいっぱいに違いないが、逆にそれが精神的に疲れてくることもある。
自分はもう三度目なので、ただ漫然とワーキングホリデーをするだけでなく、それに何かプラスアルファになるようなことが欲しかった。
しかし、海外にいると日本で漫然と過ごしているときに感じる焦りはそんなに感じないのはありがたい。

そんな感じで、これからバンクーバーに戻って生活をイチから立ち上げていくにあまり魅力が感じられなくなっていた。
大都市なので家賃は高いし、良い感じの仕事が見つからなければ、飲食店で働くことになることは目に見えていたからだ。

なので、冒頭にも書いた通り、このままバンクーバーに戻らず、アジアにでも遊びに行ってしまおうかと思っていたくらいだった。
けれども、わざわざとワーホリビザを取って残り10ヶ月も滞在できるのだから、このチャンスをおめおめを逃すのも、なんだか自分に負けたような気がするし、踏ん張りどころだなと思っているときに、イエローナイフへの話が舞い込んで来たのだった。


カナダへワーキングホリデーした大きな理由の一つのうちに
「先進国で初めて国単位で嗜好大麻が合法化された」
というものがある。
大麻に興味の尽きないものとして、この現状は自身の目で体感してみたかった。
このことについては、また別の記事にでも詳しく書こうかと思っています。


話は戻りまして、イエローナイフへ来ることになった経緯を。
FBの便利なとこは、個人的な連絡先を聞くまでもないけど、、、つながっておこう、みたいな人といい感じで距離感が取れることだと思う。
6年前にイギリスワーホリから帰国して、次の動きに向けてお金を貯めようと思い、ホンダの期間従業員に申し込むため、面接を受けに大阪へ滞在していた。
そのとき、ロンドンで会ったAさんとそのお友達の方と自分で三人でランチに行った。
なんとなしにFBを見てると、なんとそのお友達(Mさんとしておこう)Mさんが、イエローナイフへ住んでるという。
まさか、6年前に一度だけ会ったことある人とこのような形で関わることになるとは全く思っていなかった。

FB経由でMさんにコンタクトを取ってみると、こっちへ来てみたら?くらいのことを言ってくれるのであった。
んで色々とやり取りしていくうちにイエローナイフにも仕事はあるということがわかった。
「どんな仕事したいの?」と聞かれ「ランドスケープ」と答えると
なんとMさんの彼がランドスケープの仕事をしてるので、紹介してくれることになった。
さらにありがたいことに、住む場所まで紹介してくれたのだった。
こうしたお膳立てが整ったことでイエローナイフへ行くことが決まったのだった。

自分はヒッピー的な基質があるので、都市生活とは距離がある生活の方が好ましいのも大きかった。また、先進国のシティパートはどこも似たような感じで(とくにメルボルン、サンフランシスコ、バンクーバーは似ていると思った)その国を知るなら思い切って田舎の方へ行った方が新しい経験が待っていることもわかっていた。
また、カナダにワーキングホリデーする前にカナダの北部はどんな感じになっているのか調べたことがあって、そのときイエローナイフの名前を知ったのだった。
そして、確かにこんなとこに住むことななったらすごいだろうなとも思っていたのだった。

この流れがなかったら、消去方でバンクーバーに滞在することになっていただろう。そしたら、ディスペンサリーででも働けたらなぁと思っていた。
しかし、これから10ヶ月バンクーバーに住む!と思うとエネルギーが湧いてくるどころが、めんどくせ〜というような塩梅で、前に進んでいく気力が湧いてこなかったのだが、
イエローナイフへ行くことが決まると、未知なる世界が待ってるぜ〜!
という感じで先のことが楽しみになり、己の裡から前に進むエネルギーが湧いてきたのだった。

次は、イエローナイフがどんなとこか、など書けたらと思います。

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