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つれづれ杏子 #025

少し気を抜くと続かないけど、いつでもここには帰ってこられる。それがいい。杏子です。

私がここで書き散らしたくなるのは、話を聞いてほしいときであることが多いように思う。明確に誰かに、というよりは、消極的な願いなんだけど。置いとくから、誰か見てくれたらいいな、って。多分、見て!って言いたいこともあるけど、嫌な顔されたくない。傷ついちゃうから。そういう弱さゆえに、控えめに書いて置いておくのです。

この春は例年以上に、厳しい春である。自律神経がいかれ続けている。低血圧か疲れなのか、お風呂から上がると意識が飛ぶほど眠いし、食べるの大好きなのに食欲もなくなってごはんの時間が少し悲しいし、せっかく定時であがって帰ってきても何もやりたくないし寂しくて泣いてる。仕事してても眠いし集中は途切れるし、心の中で吐き出される暴言はひどいものだ。性格悪くなったんじゃないかと思うほど。
ここに挙げたような不調や異変は、私の場合はほとんど精神と自律神経の問題で片付く。内臓はどこも悪くならない。そうなる前に全部メンタル由来の症状として悲鳴を上げるからである。健康診断の結果は優等生なメンヘラである。不名誉!ついでに言うと自分の内なる暴言に胸を痛める私の性格が悪いわけがない。

冬鬱がひどい時期は春が来れば楽になると信じて生きていたのに、春が来ても一向に楽にならないじゃないか。

今はもう黄緑の若葉になった木蓮も、少し前は枝の上にたくさん蓮を咲かせていた。通勤でいつも通る道の桜も葉桜になりかけていて、今年はもっと晴れの日に君たちに会いたかったな、と雨が多かった桜の日々を思った。あたたかい日の空気や、もう強くなっている日差しに目を細め、心が緩むのも感じた。

そういう景色が救いだった。

気圧変化や寒暖差、天気の変わりやすさだけだったらひどい鬱になっていた気がする。もともと春は好きだったんだから。花粉症も発症してなかったら毎日春の匂いを吸い込みたいもの。

こんな厳しい時期にどうして花は咲くのかなと思っていたけれど、世界を創造した神様が「厳しいだけじゃあんまりだから」と花を咲かせてくれたのかもしれない。人間の心が折れないように。

もがいてはいるよ。なかなかいい感じにはいかないけれどね。
先日手続きをして、今週末にジムに入会します。前から言っててやっとできたシリーズ。
小学3年生のときにスイミングを始めてから、風邪をひかなくなり学校を休まなくなったから、運動習慣をつけたらもう少し私の体のポンコツ成分もおとなしくなるんじゃなかろうか、という下心。冬と戦うために食べた分、増量中だし、筋力なくなると元気なババアになれないじゃない。老いていく自分を好きでいたいから、努力しようと思います。どんだけやれるかわからないけど、やるだけやるわ。

倍にして返すくらいの文章を書くよ!!!!!