今、自己紹介を兼ねて"書く習慣1ヶ月チャレンジ”をしています。

#Day15 誰かにオススメしたい本・映画・アニメ・ドラマ

映画オーシャンズシリーズが好きです。
見たあとの爽快感がたまらない。

今日は「オーシャンズ8」から。

華麗な犯罪と元恋人への復讐。

練りに練った強盗計画を、ハッカー、スリ、冴えないデザイナー、だけど本当はスペシャリストな人達がサンドラ・ブロック演じる女リーダーの采配のもと、それぞれの役割を完璧にこなして、数分の狂いもなく1億5000ドルの宝石を盗みだす。

舞台はファッションの祭典”メットガラ"。

最後はハメた元恋人を警察に送り込むという復讐も叶えて。

これぞまさしく理想のチーム!!
しかし現実はなかなかそうはいかない。

店舗に置き換えると、実は全員がトップセラー気質でもダメなのです。まず、それではチームがまとまらない。

それぞれに得意なことがある。
それを個々に発揮できてこそ"理想のチーム"なのです。

店舗でいえば販売員、顧客様の対応が得意なスタッフ、フリーのお客様が得意なスタッフ、オペレーション、サポート(フォロー)、商品管理のスペシャリスト、メンバーにバランス感があるほど上手く機能して最高のパフォーマンスを生むのです。

いわゆるオーシャンズチームですね。

そして店長は全体を見て足りないものを補強・調整・点検しながら営業中は黒子に徹する。スポットライトを浴びるのは常にスタッフ。みんなが苦手なことなら店長がやればいい。

サンドラ・ブロック演じる女リーダーに近い。

各チームのパワーバランスも重要です。

強めのマネージャーの場合は、2番手はバランス感覚のあるスタッフ、もしくは反対のパターン、その他の組み合わせも考えないといけない。

でも、これはとても評価が難しい。

会社からすると売上の大きいスタッフの評価が高い。それは当然です。日常を見ていないので、判断もわかりやすい。でも店舗側からすると売上だけでは評価しきれないことがあります。みんなの嫌がることを率先して先回りして行ってくれる気の付くスタッフ、とても大切なのです。それをどう伝えるのか。(ここは超えて欲しいというラインはありますが)

ソフト部分は明確な数値の裏付けができません。

金太郎飴、どこを切っても同じように売上がとれる。
これが会社によっては、トップの考える理想のかたちなのかもしれません。

正直むずかしい。

最近は"プレイングマネージャーであれ"という方針の会社もある。背景には人件費などコストの問題が絡んでくる。昔と違って事務作業にかける時間がかなり短縮されているので、最低限の人数で生産性を上げることを求められます。しかしラグジュアリー業界内の競争激化の昨今、クライアンテリング、お客様との関係づくりにはある程度の時間をかけないといけない。また様々な日々のリスク管理も、店長にとっては大切な仕事です。

わたしが最後に悩んだ問題でした。

マネージャーかプレイングマネージャーか。
自分の価値観を曲げるか、貫くか。

自分の意思に反して継続した先、なにが待っているのか。それが自分の理想のかたちなのか。

自分の価値観や心の声を曲げて会社の方針に従えば生き延びられるけれど、違和感がある。疲弊して身体はボロボロ。世の管理職の方が悩まれているところなのかもしれない。効率化も限界がある。貫けば店舗の数字を落とした段階でアウト、サヨナラです。

どちらが正しかったのだろう。

わたしは自分の価値観を貫き、退職した。
これは仕方がないし、全く後悔はしていない。

ただ負けたとわかった時から、わたしのなかでは既に新たな戦いが始まっていたのです。

勝ち方には色々ある。金銭や地位としての成功、もしくはオーシャンズのように自分をハメた元恋人を同じように刑務所送りにするというもの。(目には目を歯には歯を)

わたしの勝ち負けはとても可愛い。

一年後に誰が一番笑っているか

これを目標にしたのです。
ドリームツリーでいうところの"ビジョン”です。

☆ドリームツリーについての記事です。

勝つために、夜な夜なこっそり爪を研ぐ。

もし働いている間に準備をして虎視眈々と爪を研いでいたら、間違いなく早く"自分らしい人生"を手に入れて笑うことができた。

長く同じ環境で働く…それは安定でもありリスクでもある。爪を研ぎ始めるのが遅くなるし、なにより時間が確保できない。

わたしはサンドラ・ブロックと違う"笑顔"という可愛い勝ちを手に入れることができるのでしょうか。

2ヶ月後に決着がつく(笑)

"誰かにオススメしたい本・映画・アニメ・ドラマ"でした。

みなさまは働く上で譲れない価値観はありますか。
その場所で5年後、10年後のイメージが湧きますか。

あぷりこっと

☆Day1の記事です。