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まひろと源氏物語

大河ドラマ『光る君へ』が始まってから、ずっと違和感を感じていました。まひろと源氏物語が私の中で繋がらないのです。

まひろはとても賢くて意志が堅く、やりたいことは諦めない、まるで少年のようなところがあります。また、道長とは無理だからと、あっさり別の方向に舵を切ろうとしています。

今回、散楽の直秀にまひろが物語を提示していました。貴族の戯言と一蹴されて、それより笑えるものがよいと言われてしまいます。まひろはそれを素直に受け取って、「考えてくるわ。練習頑張って」と去りました。

はっとしました。源氏物語も読み手の需要に素直に応えた物語だったのかと。私の中でまひろと源氏物語がきれいに繋がりました。直秀こそ帝の子だったりして。ともあれ、紫式部の日記を読んでみたいです。

左大臣家に集まる姫さまたちと噛み合わないまひろ。ききょうとは正反対な部分がありますが、何でも言い合って喧嘩もできる、とても仲の悪い親友になってくれたら楽しいなあとおもいました。

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