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平日夜に家族のおでかけ

夫が単身赴任八年目です。平日に仕事でこちらに来ることがあるので、先日は午後五時から車で出掛けることになりました。行き先は横浜国際プール、うちからおよそ二時間の道のりです。

帰りは深夜になるのがわかっていたので、長男は小学校を給食までにして早退、家で休んでいました。夕方四時に出る予定でした。すっかり支度を済ませて家の前で子どもたちと待っていたのです。

十二才長男🚴「お父さん遅いね」
十九才長女🗽「お父さんだからね」
私🗿「家に入ってようか」

仕事先の偉い人と話し込んでしまったそうなので、仕方ないです。

向こうに着いてから、一緒に食事をする時間がなくなりました。夕ごはんの準備は何もしてなくて、これといって食べるものがありません。どうしようかと考えていたら夫がうちに到着しました。茶色の紙袋に、饅頭まんじゅうやせんべい、クッキーなどバラに出されたお茶菓子らしいものを持っていました。

後部座席の子どもたちに袋ごと渡しました。普段買わないタイプのお菓子が少しずついろいろ入っています。二人でお菓子会議が始まりました。長女が源氏パイを独占する代わりに長男はいろいろなのを食べていいことになったようです。彼が一番警戒したのは酒饅頭さけまんじゅう

🗿「酒饅頭さけまんじゅうどうだった?」
🚴「うまかった。肉まんの皮にこしあんが入ってた」
🗽「それあんまんっていうんだよ」
🚴「なるほど!」
🚙「勘弁してよ笑」

四人で会話をする機会は一ヶ月に二回ほど。Bリーグのチケットを二枚いただいたので出掛けることになったのですが、できれば四人で観たかったです。

夏休みに全員風邪をひいて寝込んで終わったので、久しぶりの遠出とおでです。みんな浮かれ気味でした。

私は学生のときに一年だけバスケットボールをしていたのですが(フリースローだけ得意✨)、ほかの三人はバスケに縁がありません。お母さんとバスケを観るか、お父さんと何かしてるか、子どもたちは選択を迫られました。

お出掛けが決まってから、二人で横浜国際プールの近くの遊び場を検索していました。

🚴「公園、夜景」
🗽「デートなんよ」
🚴「風呂!スーパー銭湯行きたい!」
🗽「私どっちでもいい」

夫と長男なら一緒にお風呂に入れていいのでは。長男が五才のときから別居になってしまった夫。ちょうどいいかもしれません。

横浜国際プールは意外と住宅街の中にありました。交通量があまりない広い道路だったので、私と長女は正面に横づけで降ろしてもらえました。試合はもう始まっていましたが、「一般チケットの方はこちらでーす」などの声で賑やかでした。

キッチンカーも行列になっててザワザワしてる

小学生以下の子ども連れがとても多くて、小さな男の子とママが「たこやきはっ?たこやきはっ?」「買ったよ」「やったー🍀」なんて調子でした。

私は試合を観たかったけれど、長女はバスケを観たくて来たわけではありません。まずは長女が選んだキッチンカーに二人で並びました。

遠くまで来て、行列で待ち時間発生、となれば、やるでしょピクミンブルーム🌱

現地生まれのピクミンをゲットだぜ!

もちろん、長女と一緒にスマホを見ながらアイテム検索しましたよ。ピクミンには名前がつけられるので、それっぽいのにしてみました。

試合はこんな感じ。

Bリーグ運営の本気を感じました。クォーターごとに催し物が準備されていて、最後には一階席の一部のお客さんたちと選手全員で記念撮影がありました。長女と一緒に拍手と声援を送るのはとても楽しかったです。帰りも会場正面入り口付近から夫の車に乗り込みました。

夫と長男は、ゆっくりと風呂を満喫したようでした。洗い場までは隣にいたのですが、先に洗い終えた夫がお風呂に行ってしまったので、(別行動なんだ)と判断した長男は、おもいつくまま風呂を選んで一人で楽しんだそうです🗿💬

🚙「長男ずっと寝湯ねゆに浸かってたよ」
🚴「お父さんが牛乳買ってくれて美味しかったよ」

うん。よかったね。

それから近くの駅で私と子どもたちは降ろしてもらいました。時刻は午後九時過ぎ、電車を乗り継いで隣県の自宅を目指します。夫は横浜市なので、そこから車で一時間くらいで帰れたそうです。

渋谷の駅は大工事中

写真は撮らなかったけれど、渋谷駅にハロウィン仮装している人がチラホラいました。乗り換えで寄っただけなので、町には出ていません。

最寄駅に着いたのは午後十一時半回ってました。電車はずっと混んでいました。

久しぶりの家族のおでかけでした。駅から自宅への帰り道、私は二人を後ろから見ていました。長女は私と同じくらいの身長、長男はそれより高くて、しっかり十代の少年です。

かつて小学校低学年の長女の手を引き、赤ちゃんの長男を抱いて歩いたことを思い出しました。それが今や、深夜にもかかわらず二人はほがらかにおしゃべりしながら、私の前を自分で歩いていました。速くなく、遅くないスピードで。

平日夜のおでかけは、とても濃厚で楽しかったです。

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