自分の感情に従って生きることに許可を出すことで切り開ける人生
ニューヨークに来て、一番東京での生活と違うなと感じることは、
”みんな違って当たり前だし、それぞれが持っている個性や思いを大切にしていい”
という空気感・土台があることです。
人種の坩堝と言われている通り、あらゆるところから人が来ており、食材にしても宗教にしても様々な生活ができるインフラが整っています。
レストランに行くとよく分かりますが、これを抜いて欲しいとか、これを別のものに変更して欲しいとか、とにかく色んなことをカスタマイズしてくれます。
とても柔軟性がある街だなと思います。
そんな場所なので、自然と「こうじゃなきゃいけない」と思わされることが非常に少ないです。
嫌なら嫌と言っていいし、やりたくないことはしなくていい、好きなことは好きでいい。
人に合わせて自分の意見や行動を変えなくても、お互いそうだからそれがいいよね、という空気感があるため少しずつ本来の自分に戻っていけるような気がします。
一方で、ちゃんと自分を持っていないと置いてけぼりになってしまうところはあるので、強さは必要です。ほーっとしていると、「この人はそうしていたいんだな」と思われるだけなので、一生懸命自分の人生築いていかなければならないところはあると思います・・
「みんなと同じ」はある意味楽です。
そうしておけば間違いないだろうということで、特に考えなくてもいいからです。
でもみんな違うニューヨークでは、しっかり自分の人生をどうしたいか考えて選択していかないと、あまりにも選択肢があり「みんなと同じであればなんとかなる」と思っていると気づいたら全然行きたくなかったところにいる可能性があります。
その意味で、自分はどうしたい?をしっかり考えざるを得ない環境だなと思います。
そうなってくると大切なのは自分の感情や価値観です。
日本社会で生きていると「あなたはどうしたい?」に対して強い意志がなくなっている場合があります。それは日々周りに気を使い、人を優先して来ているからであり、自然なことなのですが、自分の気持ちに鈍感になっている状態は、その人の幸せを考えた時好ましいことではないと思っています。
感情は自分が好きなこと、嫌いなこと、ストレスになること、本当は行きたいところを教えてくれます。その感情に従って生きていると、気づいたら自分にとってもとても心地良い場所に行き着いているのではないでしょうか。
日本社会にいると、なかなか自分の気持ちがどうとか、感情がどうとか注目をする機会がないかもしれませんが、なんだかモヤモヤして「このままでいいのかな?」と思うことが少しでもあれば、是非もっとご自身の感情に素直に生きることを許可してみて下さい。
もう何十年も人を気遣って生きてきたんです。
突然ワガママになったり、超迷惑をかけるような人にはなりません。笑
人はもっと心やマインドは自由に生きて良いし、それができることでその人の強みや特徴が強くなり、この世で唯一無二の存在になり、また自分にとって幸せな選択がしていける人生になって行くのではないかと思います。
是非もっとご自身の感情に従って生きることを良しとしてみて下さい!
今までとは違う人生が切り開かれるかもしれません。
Life Career Coach / Sayaka Inamoto
Certified Professional Coach (ACC, CPC)
ELI Master Practitionerr
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?