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ICF(国際コーチング連盟) PCC取得!試験対策と実際の試験がどうだったか

本日無事PCCのCredentialing Assessment(認定資格試験)に合格しました!

もともと、ACCを取得したらもう国際コーチング連盟の上位資格を取って行くことは考えていなかったのですが、コーチング時間が500時間を超えたところから「やってみようかな・・」という気持ちが出て来ました。
現在「コーチングを教える」ということをしていることから、私がPCCを取ることは受講生により安心感を与えるだろうなと思い、2024年はPCCを取得する!ということを目標の一つにしました。

決めたら動きたくなってしまう私・・笑
2023年の年末に決めて、認定資格試験を受けるまでに要件を満たしているかの審査が4週間くらいかかるとのことで、早速審査プロセスを開始してもらうよう申請しました。
2024年1月頭に審査が通り、試験を受けていいですよ、という段階に。

試験は基本的にはテストセンターで受けるもので(自宅でも可能ですが、環境を色々整える必要がある)、幸いにも我が家から徒歩2分のところにセンターがありました。笑

ICFの認定資格試験は、2022年8月から改訂され、合格が難しくなったと聞いていました(日本にいる友人曰く、合格率が20%だとか、10回受ける人もいるとか・・)。
それを踏まえて少し不安があり、またあまり対策ができない試験だなとも思ったので、いつもは気にしないのですが、日取りの良い日(一粒万倍日)に試験日を設定しました!笑(え、そこ?)


ではでは、対策として何をしたか・実際の試験はどうだったかについて・・


対策

・ICF Code of Ethics 倫理規定の復習
・ICF Interpretative Statementの復習
・ICF Core Competenciesの復習
・コーチがボランティアで作ってくれた模試を受ける https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdj_h77dSdmL3KGDSv4fdbHlZELt-1c_lNtKjh0_4n9gMibWg/viewform

一つ一つ項目を読み、自分の中でしっくり来るくらいまで理解しているかを確認して行きました。
中には忘れているものもあったりしたので、その項目はノートに書き出して行きました。

模試があったのは助かったなと思います。
正直、模試の解答を見ても「え、そうなの?」と思うものも多く、「私の英語の解釈が違うのか、解答が間違っているに違いない(笑)」と思うものもあったりで、新しいことを学ぶというものではなかったかもしれませんが、実際の試験がどのような思考プロセスで進んでいくのかがよく分かったので、当日びっくりせずにスタートできました。

ちなみに、倫理規定などの復習は、受験する言語で行った方がいいと思います。私は試験を英語で受けるつもりだったので、英語で復習しました。
(私はコーチングを英語で学んだので、英語で使われる言葉の方が分かりやすい気がしました)


実際の試験はどうだったか

まずテストセンター(Pearson VUE)のカンニング防止管理体制はかなりしっかりしていて、試験会場に持って入れるものも限られているし、洋服の下に何か隠していないか、髪の毛の下に何か隠していないかなどしっかりチェックされてから、自分のブースで試験を受けることができます。
私はお水、ID(パスポート)、携帯、リップクリーム、ティッシュ、ブルーライトカット眼鏡を持参しました。実際試験会場に持ち込めるのは眼鏡のみ(眼鏡もチェックされます)ですが、休憩時間に他のものにはアクセスできます。

久しぶりにこのような試験を受けたので、私にとっては新鮮でしたが、今は会社のSPIなどものこのような形で実施されているのかな?と思います。

そもそも、ICFのこの試験は、すべてケーススタディなので、カンニングできるものではないのですが・・


試験は全部で180分。途中取りたければ5分休憩をとることができます。
後で見返したい問題には、フラグをつけることができるので、すべて解き終わったあと、戻ってフラグをつけた質問については再考することができます。

先ほど述べた通り、質問はすべてケーススタディで、多くの想定はキャリアに関するコーチング(パフォーマンスを上げたい、企業がスポンサーになっている、転職したいなど)のシナリオが中心でした。
それぞれのケースについて、ベストアンサーとワーストアンサーを選択するというものです。
4つの選択肢の中からそれぞれを選ぶのですが、これが結構微妙な選択肢で、特にワーストアンサーを選ぶのが難しいと私は感じました。
ベストは割と分かるなと思ったのですが、どれも考え方によっては間違っていないな・・と思うものもあったりで、あくまでもそこに書いてあることだけを想定すべきとは分かっているものの、判断が難しいものは結構ありました。

試験が長いのと、私は英語で受けたのでより集中する必要があり、途中から私の頭の中は
「あと何問あるの?これは7割取れないかもしれない、再度この長い試験受けるの嫌だ!いや、今から諦めてはいけない、最後まで頑張ろう!きっと大丈夫!」
の繰り返しでした。苦笑
慣れない画面に書かれている英語を正しく理解しているか、ものすごーく集中して目を細めながら、前のめりの姿勢で受けていたので、腰が痛くなりました。涙

コンピューターベースなので、試験結果はすぐ出ると聞いており、すべてが終わった後、受付で印刷された試験結果を受け取るのですが、半分諦めていたら、「PASS」の文字が!!
やったーーーー!!

本当に本当にホッとしました。
今年私が掲げた目標の中で、正直一番心が重たいものだったので(笑)初回で合格できたことは、ものすごく嬉しかったです。


感想

試験結果の詳細(間違っていた問題やその正しい答え)が分かるわけではないので、もし不合格だったら、どのように対策できるのだろう・・?という気はしました。
ICFの倫理規定などについてしっかり理解できている場合は、運もあるかもしれない・・と思います。
あまり準備ができない試験なので、何度も受けるしかないのかな・・

しかし、明らかに出てくる問題の傾向はあるので、目指している人と一緒に様々なケースを想定して、問題を出し合うことは有効ではないかと思いました!


少しでもこれから受ける方への参考になると幸いです!

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