見出し画像

妊娠中に癌になりました

noteを書いてみようと思ったきっかけ。

子宮頸がんになった。
毎年人間ドックを受け、子宮頸がん検診を受け、念のため腫瘍マーカー検査を受けていた。
つい半年前に受けた検診結果は「異常なし。2~3年は検査しなくてよい。」
それでもなった。なっていた。

タイミングが最低だった。
発覚が妊娠25週目に入ったところ。
つまり、妊娠して初めて病院を受診する際に受ける諸妊婦検診もパスしていた。
正確には「懸念有り」になり、精密検査に回り、結果”子宮ポリープ”と診断されていた。

年齢も年齢なので不妊治療を続け、体外受精で過去2回妊娠したものの、流産。
初期流産の大半は染色体異常が原因とのことで、受精卵5日目まで進んだ胚盤胞の着床前診断を実施。
やっとの思いで手にした正常胚で妊娠し、
ついに夢にまで見た安定期を迎えて安心しきっていたタイミングだった。

妊娠の正期産まで待つと母体が危ないということで、泣く泣く、
本当に泣く泣く28週で帝王切開。
子どもは未熟児のためNICUへ。

病理検査の結果、ステージ1BⅢ期(当初はステージⅡと診断されてた)
腫瘍の大きさがかなり大きかったため、追加で抗がん剤治療と放射線治療を実施。

突然の大量出血、入院、検査、がん発覚、出産&手術、リハビリ、退院、抗がん剤&放射線治療。
この1連の、私にとって人生の大事件は、ほんの3か月の出来事。

何としても無事に子どもを産みたい。
けど、自分も死にたくはない。
がん発覚から手術までの3週間は毎日病院のベッドで泣き、
妊娠28週で手術すべきか葛藤し、
入院するベッドで藁にもすがる思いで検索魔になるも、同じような境遇の人の話はあまり見当たらず・・・
おそらくレアケース過ぎて、同じ境遇の人でネット公開している人は少ない。

私の経験が誰かの参考になれば、そして少しでも救いになれば。
そんな思いでnoteはじめました。

・不妊治療
・がん発覚~治療
・NICU卒業生

主要トピックスは以上3点ですが、まずはがん発覚~治療について。
既に1年半の時間が経っているので思い出しながら書くため、時系列が前後する可能性は大ですが、時間があるときにつらつら記していこうと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?