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本の学び

『だれも知らない小さな国』
『だれもが知ってる小さな国』


毛むくじゃらな
かわいいおしりを
こちらに向けて

ぶんぶん
ひたすら
黙々と
作業に勤しむ

そんな
”くまんばち”を
見かける季節に
なってきた⭐︎

“くまんばち”を
みつけると
手に取る本

小学生のときの
雑誌
”小学四年生”
で紹介されていた本

『だれも知らない小さな国』

はじめて
自ら所望して
所有した本

アイヌ民族の
昔話に出てくる
コロボックル
アイヌ語で
”ふきの葉の下の人”

この世界観にどっぷりと
はまった

そして
約40年後
わたしの人生の
風物詩的な本
となったのが

有川ひろさんの
『だれもが知ってる小さな国』

小学生だった
あの頃のわたしには
とてもとても
想像できないことだけど
なんと
大学生の娘の母親に
なっていた

ずいぶん大人になって
しまったけど
有川さんワールド全開の
この物語にも
すっかり引き込まれた

コロボックルのこと
はじめて知った
あの頃の
小学生の気持ちに戻り

そうそう
このわくわく感!
一気に読んでしまった

かなり
ずいぶん大人だけど
今でも
ついつい探してしまう

観葉植物の葉の陰や
本棚の隅とか

ついつい笑

有川さんの
だれもが知ってる小さな国
を読んでからは

“蜂”を見つけては
ついついカメラを
向けてしまう

もちろん
攻撃ゼロ
一心不乱
無我夢中で働く
くまんばちや
みつばち限定

そして
また今年も
本をひっぱりだしては
再読してる


”はち屋”
養蜂家の物語

養蜂家一家は
花の季節を追いかけて
東北での
アカシアの季節が
終わったら
次は北海道の
クローバーや
シナノキ(ボダイジュ)を

はち屋の子どもは
一年に五回転校する

蜜源植物

クローバーの
はちみつは
アカシアやレンゲより
一段深い茶色で
リンゴと同じような色合い

アザミ、タンポポ、
菜の花、カボチャの花
いろんな花の蜜が
ブレンドされたはちみつを
百花蜜という

一種類の花の蜜だけの
はちみつは
単花蜜

たった二種類でも
混ざると
百花蜜になる

はち屋は
色やにおいだけで
違いがわかる

シナノキのはちみつは
ちょっとクセのある甘い香り
味もねっとりと濃厚だ
北海道では
シナノキのはちみつが
一番たくさんとれる

一匹のみつばちが
一生のうちに
作れるはちみつは
ティースプーン一杯分
人間にとってはほんの一なめ


北海道での夏休み
小学生のふたりに
ちょっとした事件が起こり

大切な人たちを守るため
困ってる人を助けるため

みんなが
それぞれ立場で
必死に奮闘する

わたしは
かなり
ずいぶん大人だけど
そんな彼らの夏休みを
ともに過ごし
ハラハラしたり
ドキドキしたり
最後はやはり
ほろりとくる

今年もまた
くまんばちたちのおかげで
わが家の“ブルーベリー”が
たわわに実る

そんな夏が
いよいよはじまる♡



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