私のやりたい古着屋①
古着屋をやりたいと思い始めて数か月。どういう古着屋をやりたいかという構想を実際に練り始めてから1ヵ月程経つ。この間に仕入れの方法だとか、店舗を持つのにどれぐらい金銭が必要であるか等々の情報を探していた。
しかし、どうもしっくりこない。私がしたい古着屋像と違い、どうしたものかと悩んでいる(私はいつも悩んでばかりである)。
私がやりたいと思っている古着屋はサスティナビリティを主にした古着屋で、奇抜であるとかブランドものが安く手に入るであるとかそういうありきたりな古着屋ではないのだ。
需要が無の古着、ノーブランドでこれと言った個性のないスタンダードな古着に付加価値を与えて販売する古着屋がやりたいのである。まさに、ゴミにしかならなさそうな(大方ゴミ判定されるであろう)古着にスポットライトを当てたいのである。
ブランド物であるとか、衣服の造形に特徴があるだとか、歴史的な価値があるだとか、明らかに需要も価値も有しているものならば普通の古着屋さんが買い取って、服が好きな人間が購入していってくれるであろう。これもサスティナビリティであることは確かなのであるが、一部の古着にしかスポットライトが当たっておらず、大量の破棄される古着は救われないのである。
この破棄されるしかない古着をどうにかこうにか価値を付けて売る事はできないだろうか?と云々と唸っている日々を送っている。
とりあえず私は刺繍が出来るので、刺繍でもして売ってみるかという軽い曖昧なアイデアしか出てこないので困ったものだ。
刺繍でもするかと思いたったはいいが、どのようなデザインにするか、どのくらいの価格にするか、刺繍した古着を売るとしても売れるデザインは何か、それはサスティナビリティに通ずるのかとか色々考えなくてはならなくなった。図書館に週に2回通っては限界冊数まで借りて本を読み、思考をメモに書き、疑問が湧くたびにネットで調べたり本を読んだりしている。
暗中模索で進んでるのか止まっているのか分からずに不安であるが、闇雲ながらも手探りするしかないのである。
コーヒー豆を買いたいです。