生きることは汚いこと
過干渉の親から逃げるようにして引越しをし、今は荷物の整理をしながら部屋を片付けている。
どうにもこうにも物が多く、人が憧れる様な素敵な部屋にならないのが悲しい。ダンボールを開きながら「どうして私の持っている物はあっという間にガラクタになってしまうのだろう」という思いが出て、ふと、「生きることは汚いことなのだ」と悟った。
生きていればどうしたってゴミは出る。使っていればくたびれてくる。
物が駄目になっていくように私も同様に駄目になっていく。
生きて、時間が経てば経つ程汚くなっ