起業関係、相談できる人がいない問題


えいきゅうはキレていた。何にキレているかと言えば何もかもに対してキレていた。

やりたい事はわかっているのに躊躇して足踏みしている己の不甲斐なさと勇気のなさ、相談したくてもよい相談相手のいない環境、ともかく話を聞いて欲しいのだが、ただ単に「うんうん」と聞いてもらうよりは要点を突いて深堀して欲しいという気持ちがある。しかし、そんな気持ちの良い聞き方をしてくれる人間は少ない。専門職のカウンセラーですら少ないのだから素人ではもっと少ない。しようがないのでノートにぶつけるしかないのだ。

私の悩みは適切な相談相手がいないという点、切磋琢磨する相手がいないという点、自分に合う相手がいないという点だ。自分の立ち位置が中途半端すぎて、どうもしっくりくる相手がいないという問題なのである。

私には現在夢がある。古着屋をやる夢だ。ただの古着屋ではない、サティスナビリティを中心軸にした店をやりたいと思っている。スタンダードな形の古着を販売し、そこにちょこっと自分で刺繍を刺したものも販売したい。刺しゅうやダーニングの技法や服の手入れの仕方等も広めて、物を大切に使う心も養っていきたい。また広める上で人と人との繋がりが生ずる場であったら更によいと思っている。

こういう夢を持っているのであるが、私の今いる位置はTHE☆日本組織の代表である公務員の下っ端である。相談した所で建設的な話し合いにはならないし、アラサーであることから博打のような行為よりも安定に向けた行動(主に結婚して家庭を持つ事)を促されるだけであろう。

親も残念ながら力にはならない。彼らはものすごく保守的で、私に結婚をしろとしか言わないし、私が個人始業主になりたいと行った所で猛反対に会うであろう(常に反対か足を引っ張る事ばかりしてきた人たちであるし、とてもじゃないが相談相手としてカウントできない)。

友人もこの手の話題を好く人間ではないので、話した所で虚無を感じるだけであろうからどうしようもないのである。

Twitterで事業を起こしたい旨のツイートをしてもフォローしてくるのはうさん臭そうなアカウントばかり。フォローされる度に「お前なんてフォローしてやるものか」と胸中アッカンベーを喰らわしている日々である。

こうも相談できる相手がいないと暗中模索と言うか五里霧中の有様で、「そもそもサスティナビリティを軸にした古着屋なんてやっても職業として成り立たないんじゃないか」とか「どこかの古着屋で修業した方がいいんじゃないか」とか「そもそもサスティナビリティなんて大事を言っているが、日本でそんな事を言った所で何にもならないんじゃないか」とかモヤモヤが無限に湧いてくるのであるが、そこを話せる相手がいないのが苦しみなのである。

ノートに書けば少しはよくなるんじゃないかとか、誰かに見てもらう事で話ができそうな人間が現れるんじゃないかとか期待で書いてしまった。

コーヒー豆を買いたいです。