見出し画像

出産中にうたた寝をする

妊婦が出産前期にまだ微弱な陣痛の時はよくウトウトと眠ることがあります。この、眠れるときは寝たほうが良いのです。

この時、無理やり起こして階段を上り下りさせたりとかしてもあまり効果はないのですが。。。。


では、出産のクライマックス、もう子宮口が全開大に開き、徐々に産道に赤ちゃんが下りてきつつあるときにまたもや陣痛と陣痛の合間にウトウトと眠る人がいます。

水中出産用のプールで温かなお湯につかっているときによく寝ている人を見ました。この寝ている状態でもどんどんお産は進行してきます。

そして排臨発露になるともう眠ることはしません。

この排臨になるまでは睡眠が足りていない・体力が消耗しているときに寝ることがあります。

この寝るという行為で娩出までの力を取り戻すのです。

この時ウトウト寝ている人を無理やり寝かせないでおくことは逆効果です。ほぼ、起こしておくのが無理に近いですが。。。。

たまに『もうすぐだから起きてしっかりと目を開けてお産しなさい』などと、生理学的なものを無視しての指導という元の大いなる誤解の介入がなされることがあります。これは、本当は必要のないことなのです。


眠っていてもあるときから突如目覚めた状態になってお産は止まらなくなるのです。そして、赤ちゃんはどんどん進んできて生まれるのです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?