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Pentax Super-Multi-Coated Takumar 135mm F/2.5 6枚玉

Pentax SMC Takumar 135mm F/2.5は、レンズ枚数が5枚と6枚の二つのタイプがあります。

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見分け方は、切り替えレバーが43812は6枚、43802は5枚です。
6枚玉のほうが写りが良いと人気があります。

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前玉分解

銘板を外すために、溶剤を注し固着を緩めます。

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カニ目があるので回したくなりますが、溝が浅くすぐに滑ります。
大型のゴムオープナーがシンデレラフィットします。

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次に鏡筒を回して、先端を分離します。

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レンズ脇に溶剤を注したのち、押え環を外します。

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前からの分解はココまでです。絞り羽根の前に一枚レンズが残ります。

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後玉分解

後玉は直接カニ目を回しても外れません。
まずカバーを取るために溶剤を注します。

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接着が弱まったところで後ろにカバーを引き抜きます。

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カバーを取れば、カニ目で回せば外せます。以上で絞り羽根まで到達します。
組み上げの際にカバーは、ボンドで接着し直して下さい。

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Pentax SMC Takumar 135mm F/2.5 5枚玉、Pentax Super Takumar 135mm F/2.5の2つも分解方法はほぼ同じで前後に分離して清掃して下さい。
Pentax Super-Multi-Coated Takumar 135mm F/2.5 6枚玉の分解方法は以上です。


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