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🦈13.あわしまマリンパーク(静岡県)

水族館レビュー13本目。
今年行った中で1番クセの強い水族館でした。

✅淡島へ

静岡県の伊豆半島は水族館激戦区
水族館巡らーとして当然これを全て制覇する責務があるのですが、今回訪れたのはそのうちの1つ、「あわしまマリンパーク」。

沼津市の無人島「淡島」にある中くらいの規模の水族館です。

今回はJR沼津駅でこちらの超お得チケットを購入しました!

本来、駅と水族館の往復のバス代1440円+水族館の入館料2000円の3440円が費用としてかかるんですが、これを買えばそれが2150円になります。
めちゃくちゃお得なのでオススメ。

バスで30分ほど移動すると、水族館に向かうための船着場に到着します。

そう、淡島は無人島なので、ここから15分間隔で運行している専用の船に乗り込んで水族館に向かうのです!すげえ!

船に乗るのは1分ほどなので船酔いの心配もありません。短い時間でしたが非日常感があって楽しかったです。良い天気だったので富士山も見れました🗻

さて、水族館に到着したのでさっそく館内に潜入していきましょう!!


✅飼育員さんの愛を感じる水族館

☑️本館1階

まずは本館を紹介していきます!!

ご覧の通り、このなんともいえない手作り感。めちゃくちゃ「良い」ですよね。

あわしまマリンパークはこのような飼育員さんの愛を感じられるような展示が盛り沢山の水族館なのです。

生き物の解説も非常に充実していて、ひとつひとつの展示をじっくり眺めているだけで楽しい!

お客様の声」コーナーもありました。こんなん近所のスーパーでしか見たこと無いぞ。
どうやら来館者からの評判も上々のよう。

展示されている魚たちの種類も豊富で、淡島周辺に生息する海水魚をメインにさまざまな魚たちを見ることができました。

この写真の大水槽はベンチに座ってゆっくり眺めることも可能。僕も20分ほどここでまったり過ごしてました。癒された、、!



☑️本館2階

続いては階段で2階に上がっていきます。
こちらには主に深海の生物などが展示されていました。


ちなみにこのコーナーにはこんな解説が↓


«««地獄の底引き網»»»


つらそう。


地味だし暗いしあまり動かないしで素通りされがちな深海魚たちですが、水族館に展示するためにはとんでもない労力が必要とのこと。
昨今では多くの水族館に「深海コーナー」がありますが、その影では飼育員さんたちの血と汗と涙が大量に流されているのです……!


これからは深海展示を見る目が少し変わりそうです。
みんなも絶対に「深海魚、地味じゃね?」とか言っちゃダメだぞ!!!





じ、地味だ、、、!!!!




✅アシカショー

さて、本館のユーモア溢れる展示を楽しんだ後は、海獣たちのパフォーマンスを楽しんでいきます。
ここあわしまマリンパークではたくさんの海獣たちが飼育されていて、ショーにもかなり力が入れられているようです!

ショーのステージ。客席との距離が近くて良い!
まず登場したのはオタリアのラディちゃん
多彩な芸を見せてくれます
続いて登場したのはアシカのミクさん(多分)。
オタリアの後に見るとめちゃくちゃスリムですね
イルカ顔負けのジャンプ!!大迫力です

アシカは表情筋が発達していてとても表情豊かな生き物です。
最後にはこんな可愛らしい笑顔を見せてくれました。惚れてまう。

ちなみにアシカショーの会場のすぐ近くにはアザラシたちが泳いでいます。
まだ産まれたばかりの赤ちゃんアザラシたちは小さくてめちゃくちゃ可愛かったです。必見!




✅「カエル館」

さて、最後はこちら。本館から少し離れたところにある「カエル館」です。

「え、カエル、、??なんかヌメヌメしてて好きじゃない、、」って人も世の中には多いのではないでしょうか?
ただこの施設、そういう人にこそ入ってほしい非常に魅力的な場所なんです!

この施設の何がすごいかと言うと、飼育されているカエルたちの数と種類の多さ!!
なんと70種以上のカエルたちが飼育されていて日本国内でも最大級の規模らしい。

あわしまマリンパークといえばカエル、カエルといえばあわしまマリンパークなんです。知らんけど。

ご覧の通り世界中のカエルを見ることができるのですが、みんなとても愛嬌のある顔してますよね。

僕もそれほどカエルが好きなわけではなかったので入るの少しに躊躇したんですが、実際見てみると非常に満足できました。
カエルが嫌いな人もこの子達ならもしかしたら好きになれるかもしれません!!

ちなみにカエルだけじゃなくてウーパールーパーやタイガーサラマンダー等、キュートな有尾目のいきものたちも展示されていました。

まさに両生類好きにはたまらない施設。
この水族館を訪れた際はぜひカエル館も訪ねてみてくださいね。



✅そのほか

他にもこの水族館にはめちゃくちゃ見どころというか、ツッコミどころがたくさんあったので紹介していきます。

至る所で見かけた謎の萌えキャラ
青い子は「淡島うみね」ちゃんというらしいです。かわいい
こいつは「あわしま しまたろう」君というらしいです。
うみねちゃんはかわいいのにどうして……
本館入口付近にいたエイ。
壁にぶつかるぺち…ぺち…って音がずっと響いてます。シュール。
背景の宇宙感がすごいキュウセン。
ホンソメワケベラさん。めっちゃ掃除しとる
手入れるなよ!絶対だぞ!
クルマダイ。目でかすぎ!
見られてる
キリンミノさん。角?がキュートです
どこかで見たことある名前だ、、!
水槽から飛び出てるトラウツボ(偽物)。
本気でびっくりした
ニジギンポさん。かわいい
あわしまマリンパーク、謎にウニが推されていました。
絶対飼育員さんの中にウニのオタクいるよね。
本館2階にはタッチプールがあるのですが、当然の如くここもウニ推しです。
ウニの「骨格」を使ったランタン!めっちゃ綺麗
赤ちゃんウーパールーパー。ちっちゃい
キタイワトビペンギンさん。イケメンだ、、!


✅総評

全体的に非常に個性的というか、ユーモアのあふれる水族館。もちろん魚の種類も豊富で海獣たちのショーのクオリティも高く、見どころがめちゃくちゃあって個人的にかなりお気に入りの水族館です!

加えて日本最大級のカエル館があったりと、マニアにとってもたまらない場所です。
普通の水族館に飽きてしまったという人でも十分楽しむことができると思います。逆に一般的な水族館を想像して訪れた水族館ビキナーの人にとっては少し癖が強すぎるかも?


そういえばお昼には水上レストランで海の幸をふんだんに使った天丼をいただきました。
美味しかったのでこちらもオススメですよ。

飼育員さんの愛をひしひしと感じる、暖かい気持ちになれる素敵な水族館!!
伊豆に行った際はぜひ訪れてみてくださいね🚢


2022年10月21日に訪問。

あわしまマリンパーク
http://www.marinepark.jp/sp/

今までの水族館レビューはこちら↓


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