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男性の好意は段階を踏んで進んでいく

男の人の好意は、大雑把に分けると2つの段階があります。

第一段階が、
「この子、可愛いな」
「ちょっといいな」
「好みのタイプだな」
という、軽い好意。なんとなく関心がある程度で、まだあなたのことを表面的にしか見ていません。
出会って間もない頃や、やたらチヤホヤされたり軽い感じで口説いてきたりという男性は、この段階にあると考えてよいでしょう。

ここから第二段階へ進む場合もあれば、この時点で交際に発展することもあるでしょう。付き合っている彼がなんとなく冷めている感じのする方は、もしかしたらこの時点でお付き合いを始めてしまったのかもしれません。
また、せっかく「いいな」と思っていても、それ以上あなたの魅力を見つけられなかったり、もっとほかによい女性を見つけてしまったりすると、気持ちが移ってしまうこともあります。
そして、この段階で万が一体の関係をもってしまった場合、もう次の段階へ進むのは難しいかもしれません。

第二段階では、彼はすっかりあなたに恋をしています。
ここまでくれば、交際どころかスピード婚もありえます。初めてのデートで体の関係をもったからといって、遊ばれる心配もありません。むしろ、彼はますますあなたに入れ込むはずです。
なかには、それまでは普通に会話できていたのに急によそよそしくなる男性もいます。いわゆる好き避けですね。

気になるのは、彼のあなたに対する気持ちが今、第一段階にあるのか第二段階にあるのかということ。見分け方は、意外と簡単です。
第二段階に入ったとたん、男性の表情が変わります。それも、ある日突然。

女性の場合、なんとなく相手のことが気になり始めて、目で追ううちに、あるいは一緒にお喋りしたり遊んだりしているうちに、気付いたら好きになっていた…ということが多いと思います。

だけど、男性の場合は本当に二段階で気持ちが変化しているように思うのです。パッと見て「可愛いな、タイプだな」と思う。そして、ある日。何かのきっかけで突然、恋に落ちる。
私は男性じゃないので、あくまでも「そんな気がする」だけですが、結構当たっているのではないでしょうか?

その、「何かのきっかけ」があった日を境に、彼があなたを見る時の表情はガラッと変わります。
どのように変わるかというと、ものすごく無防備に笑うようになります。目尻を下げ、顔をくしゃくしゃにして。ちょっと照れたように。
もちろん、話をしている間ずっとくしゃくしゃにしているわけではありません。その日最初に会った時、帰り際に挨拶を交わした時、あなたが何か発言した時のリアクションを見るとわかりやすいです。

「好き避け」する相手の場合は、少しわかりづらいかもしれません。
ある日突然、相手が冷たくなる理由として、あなたが何かやらかして相手を怒らせてしまったことも考えられるからです。
たとえば、いつもだったらニコッと笑って挨拶してくれるはずなのに、目も合わさずに淡々と挨拶だけでスルー。他の人と話し始めて、存在を無視された。もしくはノーリアクションでスルーの場合、残念ですが嫌われたと思うのが正解でしょう。
しかし、チラッと目を見てそらされた、怖い顔でボソッと挨拶した、どこか緊張感を漂わせている…場合には、好き避けである可能性が高いです。

ちなみに、第一段階でも好き避けに近い行動をとる男性はいます。
誰しも、興味のある相手に対して褒めちぎったり口説いたりできるわけではありません。
あなたの前でだけやたらクールになったり、あなたとだけ目を合わせてくれない、あまり話してくれない男性は、あなたに女性として興味を持っているのでしょう。
もし、あなたの方から積極的に話しかけてもリアクションが薄かったり、こちらを見てもくれない場合は嫌われている可能性もありますが、そうではなく話しかければ笑顔を見せてくれる、愛想はないけど誠実に応じてくれるのであれば、それは好き避けです。

恋愛が上手くいかない、彼から大事にされないという女性の多くは、第一段階の時点で相手に応えてしまっているように思います。そして、あなたばかりが相手にのめり込み、彼の方は冷めていくというパターン。
結婚してから不倫をする女性というのも、第一段階でコロッと相手の口車に乗ってしまうタイプ。
こういう女性は彼氏が絶えないし、すごくモテます。だけど、大事にされることは少ないです。
もっと大事にされたい、彼を本気にさせたいと思うなら、第二段階までじっくりと相手の気持ちが熟すのを待ちましょう。そこまで到達せずに相手が冷めてしまうとしたら、それはあなたに「外見以外の何か」が足りないのです。「知性」や「話力」「思いやり」など、人間性を高める努力は怠りなく。

ちなみに、次の段階もありますよ。それが、第三段階。お互いの気持ちを確認し、恋から愛へと移行する段階です。

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