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LAST

年が明けて1月1日、まなみのりさ最後のライブとなる4月1日の中野サンプラザラストワンマンライブについて券売スケジュールが発表された。

ライブのタイトルは「LAST」。まぁそうなるだろうねぇ、というタイトルではある。去年の4月1日、解散発表をした時のアー写に「LAST」ということばががっつり入っていたからねぇ。

このアー写の、今にも泣きだしそうに笑ってる感じはそれなりに味があると思うんだけど、この「LAST」という文字が被っているデザインは総じてあまりファンからの評判はよろしくないようだ。まぁなんというか、やはり「LAST」という言葉がセンシティブにならざるを得ない言葉だから仕方ないかなぁ、とは思う。

年明け早々にLASTのライブが発表されて、いよいよ解散に向けてのカウントダウンという感じになってきたわけだが、ただこの「LAST」という言葉をそう悲観的に捉えなくてもいいのかな、というのはこのあたりのツイートを読んで改めて思った。

ということで、改めて「last」の意味を調べてみた。

形容詞としては「最後の」に派生して「最も望ましくない、ふさわしくない」「最低の、一番下の」といった否定的な意味合いもあるが、たしかに「最新の、一番新しい」とか「最大限の、最高度の」という意味もある。彼女たちが言うように「最後まで進化し続けて、中野サンプラザではいままでで一番のまなみのりさを観せる!」というのは、まさに「最新の」「最高度の」まなみのりさ、という意味に相応しい「LAST」なのではないだろうか?

また、動詞としては「続く、存続する、持続する」といった意味もある。たしかにまなみのりさとしては解散してこれが「最後」のステージかもしれないが、その後の彼女たちそれぞれの物語がまだ「続いていく」という風にもとれる。

解散が決まった時、とりあえず年内はそんなこと考えずにとにかく楽しもう。あとは年が明けてから考えよう、と思っていた。さて、いざ年が明けて解散まであと3か月と迫った今、改めて考えているのだが、たしかに解散してしまうのは寂しいんだけれど、4月1日の「LAST」の中野サンプラザをめっちゃ楽しみにしている自分がいる。

強がりで言っているつもりもなくて、もちろん寂しい気持ちもあるんだけど、なんというか寂しいの3割、そしてめっちゃ楽しみなのが7割、みたいな感覚なのだ。いままでの歴史のなかで、それこそ「LAST」のまなみのりさのステージがどんななのか、というのを「早く観たい」とすら思っている自分がいるんだよね。だって、これまでの中でそれこそ「最高度の」まなみのりさが観れるんだぜ、と思ったら楽しみ過ぎないか?そこまで言ったんなら本当に凄いステージを観せてくれるんだろう、と今回ばかりは期待のハードルを史上最高に上げて待っている訳だが、これまでの彼女たちを見ていればそこはきっと超えてくれるだろうと楽しみにしている。だから、たぶんこのままの気持ちなら最後までとにかく楽しんでいられるんだろうな、とは思う。

逆に言うとだからこそ、4月1日が終わったら本当にどうなってるんだろう、というのはすごく思う。それが不安じゃないのか、って言われるかもしれないけど、そこを不安に思うことによってこの3か月を楽しめなくなるのであれば本末転倒だと思うし、もうそこはあまり考えないでおこうと思う。4月以降どうなるかについては4月以降の自分が考えてくれる、と思っているのでね(笑)。

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