見出し画像

コンテストに使える新しいアイディアの考え方

こんにちは、先日タクシーにぶつかってそれでも元気なしゅがしんです。

今回は、コンテストに大事な新しいアイディアを考える思考法について言語化しておこうと思います。

なぜコンテストで新しいアイディアが大切なのかというと、コンテストは審査員が点数をつけるので、他の作品との〝差〟が点数になってきます。

そして、その点数の1つの指標として新しい事にチャレンジしているかというものがあります。そのため、新しいアイディアを作品に組み込むと賞に絡みやすくなるので、その思考法について学んでいきましょう!

今回の思考法はコンテストに関係なく新しいアイディアを考えるときに使えますし、物事を観察するときにも使えるのでオススメです。

新しいアイディアは既存のアイディアの掛け合わせ

結論からいうと、新しいアイディアとは既存のアイディアの掛け合わせで生まれます。

例えば、ヘッドホンと扇風機を掛け合わせるとヘッドホン型で首にかけれる扇風機という商品になります。

自分の作品だと和菓子のグラデーションの出し方と引き切りのツタを掛け合わせるとグラデーションのツタになりました。

画像1

こういう風に既にあるアイディアを組み合わせると新しいアイディアとして出すことができます。そして、組み合わせは無限なのでアイディアが枯渇することもないです。

特に掛け合わせるものがかけ離れたジャンルになるほどオリジナリティが出てきます。

因数分解法

他にも既存のアイディアを構築している要素に分解して、一部の要素を変えて再構築する方法があります。この考え方を因数分解法といいます。

例としては、手持ちバックの素材という要素を布や毛糸、アルミなどに入れ替える事で様々なバックに変わります。そして、ハンドルの要素を肩掛けにすればショルダーバック、ハンドル要素を無くせばクラッチバックになります。

要素の精度を荒くしたり、細かくしたり、分解の仕方を変えるだけでも違うアイディアになり、ほぼ無限に組み合わせがあるので試してみて下さい。

自分の作品だと引き切りの花を技法、色彩、シルエットなどに分解して、シルエットの要素のみを縦長に変更すると写真のような花になります。

画像2

普遍的な要素には注意する

因数分解法を扱うときに注意しなければいけないことがあります。それは需要を無視して要素を変えてはいけないということです。コンテストなどの作品には普遍的な要素が含まれています。例えば、全体はS字を意識するや食品に向かない色彩は使わないなどがあります。

審査員の求めているものを無視してデザインしてしまうと奇をてらっただけの作品になってしまうので、普遍的な要素などには気をつけて因数分解法を活用しましょう!

まとめ

新しいアイディアとは既存のアイディアの掛け合わせになります。また、要素を分解して一部の要素のみを変えて再構築する方法を因数分解法といいます。しかし、要素の中には普遍的な要素もあるので気をつけながらアイディアを形にしていきましょう!

今回はコンテストで使えるアイディアの思考法についてまとめました。まわりの作品と差をつけるには大切な内容になるので、ぜひ活用してまでください!




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?