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Newton5月号にも記事を書いた

科学ライターの仕事をしているので、たまには科学雑誌Newtonに記事を書く。2014年から2017年にかけて毎月書いていた時期もあったが、基本的には依頼ベースなので、記事を書くのは不定期だ。2023年は2回くらいだったかな。

ただ、今年はありがたいことに4月号に続いて5月号もNewtonに記事を書くことになった。テーマは「世界の最新ロケット」。2月17日に日本の新しい基幹ロケットH3試験機2号機の打ち上げ成功を受けて、H3ロケットについて2見開きに渡って紹介し、続くページではそれぞれの国の基幹ロケットとなる大型ロケットを中心に紹介している。

その中でも、スペースXの存在感は大きい。監修を引き受けて頂いた米本浩一さんによると、スペースXの再使用ロケットの成功を受けて、世界のロケット開発は再使用を意識して進められているという。日本はH3ロケットの成功によって、ホッと一息ついたところだと思うが、安定した運用を続けていくと同時に、ポストH3のことも考えていく必要がある。記事の中では日本の宇宙輸送システムロードマップも掲載し、そのあたりのことも紹介している。

ロケットの記事以外にも、天気と気象の特集、科博の大哺乳類展3と連動した哺乳類の記事とか、おもしろい記事がたくさんあるので、ぜひ読んでね。

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