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原則20「演出を考える」|人を動かす

どうも!総PV数1000越えを目標にしていたら、昨日の記事「落合陽一さん講演メモ|X DIVERSITY」で一気に達成してしまい、落合陽一さんってやっぱすごい...と身に染みた新垣才です。笑
早速目標を "総PV数10000越え" に更新して書いていきたいと思います!笑


人の注意を引くには

現代は演出の時代である。単に事実を述べるだけでは十分ではない。事実に動きを与え、興味を添えて演出しなければならない。興行的な手法を用いる必要がある。映画、ラジオ、テレビなど、皆この手法を使っている。人の注意を引くには、これによるのが何よりも有効だ。

本書「人を動かす」が改訂されたのは1981年ですが、この時代から既に「現代は演出の時代」と言われていたみたいですね。現在2018年ではマスメディアが叩かれることも増えてきましたが、それもやはりそれだけメディアというものの影響が強いからである、という主張には皆さんも同意されることと思います。

原則18「同情を寄せる」でも例に挙げましたが、ディズニーランドがあれだけ成功した一因はマスメディアを上手く使えたことです。ただ文章で ”ディズニーランドがいかに素晴らしいか” をつらつら語るより、映像で伝えた方がよっぽど理解できますよね。


演出の例:プロポーズ

さて、本書では「演出」の例がいくつかありますが、その中で一番簡潔でわかりやすい例はこれです。

昔、男性は、恋人にプロポーズする場合、ただ愛の言葉を並べるだけでなく、ひざまずいたものだ。そして、自分の愛の言葉が本心からのものであることを演出したのである。こんなプロポーズの仕方をする男など今はいないが、愛の告白をする男は、今でもその場に相応しい、ロマンチックな雰囲気づくりを心がける。

いかがでしょうか?笑
確かに、論理的に考えればわざわざひざまづく物理的なメリットはありません。それなのになぜ、ひざまづくのかと言うと、献身さ、本気さを伝える・演出するためですよね。

ちなみに、"プロポーズでひざまづく = 素敵・本気" の共通価値観を植えつけた・広めたのもマスメディアです。
ひざまづいたからと言って相手が本気でしてくれているとは限りません。その価値観を利用しているだけの場合もあるので、自分自身で判断することが重要です。怖いですね、メディア。笑(メディアを悪と言っているわけではないので悪しからず)


さて、今回のNext Stepはこちらです。

Next Step
・一番最近した会話を振り返って「もっと感情を揺さぶる伝え方はあったかな?」と考えてみる


今回も読んでいただき、ありがとうございました!

原則20:演出を考える。

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