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ふりぃらんす にっき 1

フリーランスの正しい日常?

今年41歳。早生まれの私は本来は42歳。42歳というと、社会的にはもういい年齢。サラリーマン的には上司です。部下がいて、管理職に収まっている人もいるかもしれません。責任ある役職についている人も多いでしょう。

最近、不景気の煽りなのか、好景気の予兆なのか、それともただの少子高齢化なのか、転職サイトだの、フリーランス支援だの、そういうサービスが目立ちます。テレビを見ていても、ニュースを読んでも、新聞を開いても、フリーランスの話題が踊ります。「会社に縛られない自由な人」というイメージがあるようです。

奴隷、という言葉がよく横行します。世界史的に見れば奴隷制度があったことも事実ですが、現代の働く人においてその言葉を使うのはおかしいなぁ、と常日頃思って見ています。選択の自由はあるはずです。奴隷とはそれすらも無い状態の事を言いますので、違和感があります。日々疲弊していく自分に対しての自虐の言葉であると理解しています。

その真逆のイメージ…に近いのがフリーランスでしょうか?当の本人はそれを全力で否定したい気分ですが、隣の芝生は青いものです。

フリーランス歴20年

私の20年の人生は、「一度も会社員になったことがない人生」です。サラリーマンという立場がいまいちわからない、社会不適合者かもしれません。別に望んでそうなったわけではありません。むしろ、サラリーマンになることを切望し、何社も受けましたが就職氷河期であったこともあり、就職するという努力に費やす時間があまりにも無駄だと思ってしまいました。

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