短歌だったり、そうでなかったり。

※twitterの古い投稿から拾い出しています。見付けたものが追加しています。

点いてない ストーブ前で 丸くなる
冬の終わりの 「なごり猫」かな

[2024-4-8]
暖かい日にはヒーターを点けると暑過ぎになりますが、梅雨時までは妙に寒い日があったりと、中々収納できません。
猫に「今日は点いてないよ」と話しかける、そんな春。

手のひらに 冬の夜空の 道しるべ
君はリゲルか ベテルギウスか

【アレキサンドライト】
[2024-2-9] #石沼の人コレ見たら何か1句読んで
太陽光の下では青や緑、白熱灯や蝋燭の光では赤に色を変える宝石がアレキサンドライト。
冬を代表する星座、オリオン座にはリゲルとベテルギウスと言う1等星があります。リゲルは青く、ベテルギウスは赤く輝きます。

電灯の 下で赤らむ 君の頬
凜とし昼との ギャップに萌えゆ

【アレキサンドライト】
[2024-2-9] #石沼の人コレ見たら何か1句読んで

水晶に 閉じ込められし 雲丹の精
ホーランダイトの 名を手にしたり

【ホーランダイト in クォーツ】
[2024-2-9] #石沼の人コレ見たら何か1句読んで

冬の日の 石を語らう 夜は更けて
沼は泉へ 今変わらんとす

[2024-2-8] #石沼の人コレ見たら何か1句読んで
沼ではなく、泉と考えましょう。

覆輪を 倒して割れし 翠玉(エメラルド)
我がメンタルも 砕け散るやも

[2024-2-8] #石沼の人コレ見たら何か1句読んで

「汝(な)は誰ぞ?」 妖しき色の 輝きに
胸躍らせん 指先の君

[2024-2-8] #石沼の人コレ見たら何か1句読んで

石沼の 眼は爛々と 燃え盛り
その正体を 見極めんとす

[2024-2-8] #石沼の人コレ見たら何か1句読んで

一月の 夜の空気は 張り詰めて
背中丸める 蛍族かな

[2024-1-13]
冬の蛍族は寒いんです…

我独り 深夜佇む 台所
たゞゆっくりと 珈琲を飲む

[2023-11-30]
一日の内、この時間だけは静かに時が流れる気がします。
因みに、カフェイン耐性が付いてしまっているのか、この時間に飲んでも寝るのに全く困りません。

澄み渡る 冬の夜空の 天高く
銀(しろがね)の月 我を照らさん

[2023-11-29]
月の上がる角度って、結構変わるものですね。前に見たときにはもっと低かったと思うのですが、今日はとても高く天頂近くに上がってました。
2023年11月は27日が満月でしたから、まだまだ丸いです。

霜月に 夏の戻りの 暑さ故
一度仕舞った 半袖を出す
[2023-11-5]
11/5は全国で最高気温25℃以上を記録したそうです。
僕が10歳だった昭和55年は、8月の平均気温が26.6℃。かつての夏より暑い11月と言う感じです。

寝てたのに 気が付きゃ背後で 「にゃあ」と鳴く
「仕事がナンボじゃ 毛繕いしろ」

[2023-11-4]
集中してるときに限って邪魔をする…

亀虫の 網戸の内に 止まり居て
「我、香菜の 精也」と言ふ

[2023-10-27]
カメムシの増える季節です。今朝雨戸を開けようと障子を開けたら、窓の外側、網戸の内側に大きなカメムシが留まっていました。
因みに、香菜、コリアンダーの和名が「カメムシソウ」というのはデマらしいです。

秋の日の つるべ落としの 夕暮れを
そは封じたり 火蛋白石(ファイアオパール)

[2023-10-22]
オパール、特にファイアオパールは保管が難しく、湿度の管理が上手くできていないと、知らない内にバリバリにひび割れています。

懐の さぶき北風 吹きすさぶ
我にかえれば 季節問わずや

[2023-10-22]

逢ふ人の 交わす挨拶 「寒いね」に
[2023-10-22]
朝夕は寒くなってきました。

おぐりしゅん はしもとかんな すだまさき
ながさわまさみ やまだたかゆき

[2021-3-18]
銀魂。

降りしきる 夜中の雨の しぶき避け
ドアに張り付く 蛍族かな

[2020-7-4]
今宵はまだマシだけど、風が強い日はホントーに辛い。

眠り行く 眠らぬ街の 静けさに
見上げてみれば 花の月かな

[2020-4-8]
2020年早々に「正体不明のウィルス」が世界中に広がり始めました。世界各地で都市封鎖の様な状況になり、日本でも「外出自粛」「夜間の営業自粛」が要請され、眠らぬ街新宿にも静けさが訪れました。
2020年4月8日は満月。4月の満月は「ピンクムーン」と呼ばれるそうです。

陽溜まりに 猫の転がる 日曜日
[2012-3-25]

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