Quaijiu Vol.2

2017年11月23日の東京文フリにて頒布した、Quaijiu vol.2を公開いたします。

──内容──

特集
2017年短歌研究新人賞受賞作「無垢な日本で」を読む座談会

怪獣歌会宣言
鳥居萌

短歌連作
灼くべき羅馬 川野芽生
山羊 山城周
祈りとは 山城周(2016年歌壇賞応募作)
愚かものたち 山城周(2017年歌壇賞応募作)

212連作
白犬 鳥居萌

Vol.1の内容はnot

もっとみる

この鍋に全部を入れて煮込んだら 昨日のことも明日のことも

#tanka #短歌 #イラスト

発売したはずの本が書店に売ってない!たった一つの明確な理由

「この雑誌、おもしろそう!」
「あのマンガの最新刊、発売されたんだ!」
子どもの頃、書店は、本が買える場所であると同時に、読んだことのない雑誌を知ったり、新刊の書籍を見つけたり、まだ見ぬ本と出会える場所でした。

いつしか平成が終わり、ときは令和。
書籍や雑誌の情報は、書店へ行く前にネットニュースやSNSでいち早くキャッチできるようになりました。
今どんな本が流行ってるのか、好きな作家さんの新刊の

もっとみる

ロゴが完成しました!

こんにちは、雨とランプの詩人美容師、大塚です。

雨とランプはどんなお店?と思った方はこちらから。

ついに、雨とランプのロゴが完成しました!
素敵なロゴになりました!

お店のコンセプトである、「雨宿りをするように」「心が安らげるような」「温かくお客様をお迎えする」、そんなほっとする空間をイメージし、表現していただきました。

お願いしたのは、デザイナーのKanehara Shoutaさん(@

もっとみる

【短歌三首】全部のテーマを使って三首に読みました

和煦(わく)の中途(みち)立つ君の顔(かんばせ)の心細(うらぐわ)しきを胸に収める 

涼み客六月柿(ろくがつがき)を齧りゆき麗らかに万福となりゆく 

心安(うらやす)に追懐(ついかい)しゆく致景(ちけい)には大童(おおわらわ)なる君がいました

(連作)手紙 あみもの短歌第十八号出詠

花咲ける日常茶飯事夏たれば普通の人として駅で会う

ランニングシャツいちまいの小林くん一枚きりの手紙みたいね

遠泳、誰かから声かかる迄泣く岸辺にはパーカー固まる

ひとくくりにされそうこんなにアイスクリームはなのあたまにつけた僕たち

【後記】

最近は仕事の部署が変わり、日常が忙しくなってきて土日もパソコンを一度も開かずに終わるということも多くなってきました。それから、短歌の方もこれまでは毎日

もっとみる

あみもの短歌 第十八号(一首選の続きです)

車窓からみえる景色のさびしくてちょうどよかったさばの押し寿司
ひらがながすき/梶原一人

はたらけどはたらけどあなたのうたをわかった気になどなりたくない
もつれる/朝野やや子

分けあたう夏柑の水、生きていることに一層心は動く
雨と果実/坂中茱萸

(感情と、写真のような情景とがきれいに調和しています。一首目の「赤」に目を惹かれました)

世の果ての上終町のカフェテリアあまりの距離に待ち人来らず

もっとみる

塔新人賞を読んで

近江瞬氏がこのたび「句読点」という30首連作で塔の新人賞を受賞されました。まことにおめでとうございます!

近江さんといつどこで何をきっかけに仲良くなったのか思い出せないのですがいつも大変お世話になっています。ご本人から作品を見せていただく機会がありましたので数首を引いて感想を、そして連作全体の感想を一読者の主観丸出しで書いてみようと思います。(私は南関東住まいで震災の大きな影響を受けた身ではない

もっとみる

価値のない文章を書き続けるということ

Twitterのフォロワーさんがぼくが書くnoteをどれくらい読んでいるのかわからない。相手がnoteに登録していないといいねを押されても数字としては反応するが通知はこないし、誰が押したのかわからない。

ただ通知の数に対していいねの数が多いので多分Twitterのフォロワーさんの誰かしらが読んでいるであろうことはわかる。読んでくれているのはおそらく数人程度だ。

こんな暇つぶしに書いている冗長で

もっとみる

▼半年たったんか第1号

こんばんは、深水きいろです。

 「半年たったんか第1号」のネプリの配信が終了いたしました。40ページ以上に渡る冊子にも関わらず70人近くが出力してくださいました。誠にありがとうございます。

 長いゆえ、紙でご覧いただくことをおすすめしてはおりますが、なるべくお財布の負担にならぬようPDFは引き続き公開しております。

 また、ネプリの配信が終わりましたので今後は勝手ながらこのノートを書庫として

もっとみる